2023.02.27 更新
外壁のカビの見分け方は?カビができる原因についておさらい!
外壁のみでなく、あらゆる生活の場面でカビを見る機会があるのではないでしょうか。カビは生物であるため、人間の過ごしやすい環境下はカビにとっても適した環境なのです。特に外壁には、カビとの見分けがつきづらい汚れも付着するため、対処に困ることもあります。今回は、カビと間違えやすい汚れやカビの発生条件を解説します。 □外壁のカビと他の汚れとの見分け方 外壁に生えるカビは一見、苔やホコリに見えることもあります。苔との見分け方は、生えている場所です。苔は日当たりが悪く、ジメジメした場所を好みますが、カビは日当たりが良く、水分のある場所でも繁殖できます。そのため、日当たりが良い場所に緑の汚れを見つけたら、カビと考えてよいでしょう。苔はカビと同じ緑色をしており、湿気や水分を好んで繁殖する点も同じです。生えている場所の日当たりの良しあしは、苔とカビを見分けるポイントなのです。続いて、土やホコリとの見分け方です。排気ガスやホコリ、土が外壁に付着すると、次第に黒ずんだ見た目になります。カビや苔と違い、根を張ることはないため高圧洗浄機で比較的簡単に落とせます。ただし、汚れが付着した部分に水分が溜まってしまうと、苔やカビの原因となるため注意しましょう。 □外壁にカビが生える原因とは? カビが生える原因は、以下の4つです。1つ目は、カビの栄養があることです。カビにとっての栄養は汚れであり、外壁に付着したチリや汚れを栄養にして繁殖します。大まかにまとめると、カビは動物や植物、さらに塗装済みの塗料やプラスチックといった有機物を栄養にして生きています。特に、外壁付近で植物を栽培している場合は気をつけましょう。2つ目は、湿度と温度です。カビの繁殖に適した湿度は60パーセントで、さらに80パーセントを超えると繁殖のスピードが速くなります。温度は、25度~30度が適温とされていますが、さらに低い5度でも繁殖可能です。特に梅雨の時期は、カビが繁殖しやすい季節のため、一層気をつけましょう。3つ目は、酸素があることです。カビは人間と同様酸素がないと生きられません。食品包装に脱酸素剤が入っていたり、布団を圧縮し真空パックのようにして収納したりしますよね。これらは、食べ物や布団にカビが生えるのを防ぐためなのです。4つ目は、長い間放置されていることです。表面がザラザラした壁材や凸凹した壁材は、カビが付着しやすくなります。北側の壁は、日当たりが悪いことが多く、湿気が溜まりカビが生えやすくなります。発生条件がそろっている外壁、これらのようなカビの生えやすい状態の外壁でも、定期的な掃除やメンテナンスでカビを防げます。 □まとめ 今回は外壁の悩みの1つであるカビについて解説しました。発生条件に関しては、自力での対策が難しいですが、定期的な外壁の清掃とメンテンナンスでカビの繁殖を抑えられます。汚れをなるべく取り除くことがカビ対策の要です。今回の記事を参考にして、外壁にカビが生えないように対策をしてみてくださいね。 坂出市の外壁塗装は、口コミ評判が高い外壁塗装・屋根塗装専門店 絆、(プロタイムス坂出店)へ
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