スレートの屋根では屋根塗装の時に縁切りが必要!その方法やかかる費用は?
近年の日本では、スレート屋根はもっとも使われている屋根材であり、実際に住宅の屋根がスレートの方も多いでしょう。
スレートを屋根塗装する際には、実は注意しなければいけない必須工程があるのをご存じでしょうか。
今回は、スレート屋根の屋根塗装をお考えの方に向けて、スレート屋根の屋根塗装の注意点である「縁切り」について解説します。
□スレートの屋根には注意して!屋根塗装の時に縁切りが必要な理由
スレート屋根は、日本の住宅で非常にメジャーな、セメントを薄く板状にした屋根材です。
スレート材の屋根塗装の際には、あわせて「縁切り」という工程が必要です。
縁切りは、重ねて接着してあるスレート瓦の接着部分に小さな穴をあけて、通気性、通水性をよくする工程を指します。
スレート屋根を塗装するとき、瓦の重ね目が塗料でぴったり塞がり、雨水の通り道がなくなってしまいます。
行き場を失った雨水は、打ち込まれた釘や屋根板自体の隙間からしみこみ、やがて雨漏りの原因になるのです。
雨漏りの被害を防ぐためにも、通水性を保つ縁切りは必ず行いましょう。
また、以前屋根塗装したスレート屋根の住宅で、縁切りしているかわからないといった不安のある方や、雨漏りが起こってしまっている方。
まずは塗装会社に相談して、縁切りができているか点検してもらいましょう。
当社は点検を無料で行っています。
不安なことがある方は、お気軽にお問い合わせください。
□縁切りの方法と費用はどのくらい?
縁切りは、専門技術を持つプロが1枚ずつスレート屋根の塗料をはがしていきます。
塗膜カッターや皮スキ、またタスペーターなどの専用の道具をつかってはがす、1日がかりの作業になります。
屋根塗装の塗料がしっかり乾いてからでないとまたくっついてしまうので、作業にかかるのは塗装から数日後です。
外壁塗装や雨どいの修理など、ほかの作業を終わらせて、最後に瓦をはがすのです。
縁切りにかかる費用の相場は、30坪程度の住宅で5万円から6万円。
タスペーターを使用した場合はもう少し値段が安くなることもあります。
当社は契約の前にお見積もりもございますので、お気軽にご相談ください。
□まとめ
今回は、スレート屋根の屋根塗装の際に必須の「縁切り」について、方法や費用をご紹介しました。
スレートを用いた屋根は、重なったスレートに隙間を開けて雨水を流し、雨漏り被害を防ぐために縁切りが必要です。
その方法は、職人によって1枚1枚塗料をはがすもので、費用相場は5万円から6万円。
タスペーターを使う場合はもう少し安くなる可能性もあります。
屋根塗装を依頼する前に正しい知識を持って、正しくメンテナンスしてもらいましょう。
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