天井のシミは雨漏りが原因?天井のシミを放置すると起こることとその対処法とは
2022.12.23 (Fri) 更新
いきなり現れた天井のシミは見た目が悪いだけでなく、天井裏で何が起こっているのか確認しにくいところも不安な部分です。
ここではシミが現れた場合に注意しておくリスクや天井のシミへの対処法をご紹介します。
少しでも早く対処をし、プロへ相談できるとよいでしょう。
□天井のシミは危ないサイン?放置すると起こること
見た目にも良くない天井のシミは天井内部の劣化やシロアリ繁殖のサインかもしれません。
ここでは天井のシミを放置することによっておこる現象についてみていきましょう。
まずは木材の腐食です。
天井のシミは雨漏りによっておこることがよくあります。
雨漏りをするということはそこに水分があるということです。
屋根や外壁の内部に入り込んだ雨水で柱などの木材が湿り、そこへ木材を腐敗させる菌が繁殖してしまいます。
この菌は木材の成分を分解するため、柱や壁内部の木材がダメージを受け、もろくなってしまいます。
そのため、放置すれば家の耐久性も失われてしまいます。
続いて、シロアリの繁殖です。
シロアリは湿気を好むうえ、主食は木材です。
つまり雨漏りで湿った天井はシロアリにとって恰好の場所となってしまいます。
シロアリが柱や基礎を食べることで家屋の耐久性が損なわれてしまうでしょう。
最後に、家電の故障や漏電です。
天井から侵入した雨水が電気の配線やブレーカに当たることで停電や家電のコードが故障してしまう場合があります。
特に漏電は火災の原因となってしまうため早急に対処が必要です。
□雨漏りの天井のシミができたときの対処法
天井にシミが現れたら、これらのような対処をしましょう。
天井にシミが現れている場合、まずはどんな状況でシミがひどくなるのか確認しましょう。
雨の日に天井にシミができる場合は雨漏りが、天候に関係なくシミが生じる場合は結露や害獣による糞尿、水道管の不具合が考えられます。
天井にシミが生じている場合は室内の湿度が高くなっています。
室内の風通しを良くすることで、湿気を一か所にとどめないようにしましょう。
雨漏りはカビの増殖や木材の痛みにつながります。
室内では室内の湿度が高くかび臭い、雨の日に天井にシミが現れる場合は、雨漏りの場合が多いです。
雨漏りは放置すると様々なトラブルにつながることがあるため、早めにプロに相談しましょう。
□まとめ
今回は、シミが現れた場合に注意しておくリスクや天井のシミへの対処法をご紹介しました。
当社では雨漏れ診断により、雨漏りの原因や雨漏りを起こしている場所を特定し、どのような修理が必要か判断します。
天井のシミや雨漏りにお困りの際はぜひお早めにご相談ください。