屋根塗装の仕上げを左右する重要な工程「上塗り」について解説します
屋根塗装の際には、3回塗料を塗り重ねます。
その最後の工程が上塗りです。
上塗りは塗装の仕上がりや質を左右する重要な工程です。
上塗りについて重要なポイントを知り、信頼できる塗装会社を見極めるための指標としましょう。
□屋根塗装の上塗りとは？
上塗りとは、3回塗る外壁塗装のうち仕上げの工程です。
上塗りによって綺麗な見た目に仕上がるのです。
ただし、万が一上塗りをせず、中塗りの段階で塗装を止めてしまうとムラになるのです。
また、雨に濡れて乾ききってないうちに上塗りをすると、艶が無くなり、曇ったような仕上がりになってしまいます。
また、上塗りは仕上がりの綺麗さだけでなく、耐久性の維持にも重要です。
上塗りしないと十分に膜厚が確保されません。
既定の耐用年数よりも早く寿命が来てしまいます。
上塗りは丁寧に行ってもらうようにしましょう。
□上塗りを依頼するとき注意すべきポイント
＊塗料の量
1つ目は、十分な量の塗料を使っているかどうかです。
見積り書に下塗り、中塗り、上塗りの使用量が書いてある場合もあります。
塗料のメーカーは１平方メートルあたりにどのくらいの量の塗料を使うのか公表しています。
薄めたり、いい加減な管理をした場合は仕上がりや耐久性に影響し、本来の効果を発揮できません。
塗料についても説明を受けて、自分の目でも塗料の量を確認すれば安心です。
ただし、季節や住宅によって使用量が異なる場合があります。
その場合は、メーカーの公表とあまり使用量が離れていないか確かめておきましょう。
＊乾燥時間
乾燥時間も仕上がりを左右する重要な工程です。
中塗りを終えると、十分に乾燥時間をとってから、上塗りをする必要があります。
そのため、それぞれの工程で1日に1度しか作業できません。
つまり、工期は2日になります、と言われた場合は、3回塗りはしないと考えておいて良いでしょう。
適切な乾燥時間が設けられているか、塗りの工程は省略されていないか、しっかり確認しておくようにしましょう。
基本的に1日1度塗装できると覚えておけば、工期で塗りの回数を見分けることも可能です。
ぜひとも確かめておきたいポイントです。
□まとめ
上塗りは、仕上がりの綺麗さや耐久性を高めるための重要な工程です。
また、上塗りには塗料の量や乾燥時間を十分にとることが重要です。
適切な塗料の量や乾燥時間を知り、ご自身で見積もりを確認できるようになると安心ですね。
ぜひ、今回の内容を参考に、見積もりの際は、塗りの回数や塗料の量をチェックしましょう。
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