雨漏りを放置するのは危険?雨漏り放置のリスクを紹介します!
家に雨漏りを発見したけど放置している、という方はいませんか。
雨漏りを重大な問題として捉えている方は少ないかもしれません。
しかし、雨漏りは建物へのリスクはもちろん、健康へのリスクも引き起こす可能性があります。
今回は、雨漏りの放置による建物と健康へのリスクを紹介します。
□雨漏りの放置による建物へのリスク
まずは、雨漏りの放置による建物へのリスクから紹介していきます。
1つ目は、建物の強度低下を招くことです。
住宅の内部に雨水が侵入すると、木材が腐食し、金属部分には錆が生じてしまいます。
建物の構造上重要な役割を果たす部分が腐食することになるので、建物の強度低下につながります。
2つ目は、シロアリの繁殖を招くことです。
シロアリは湿気を好み、湿った木材をエサにしています。
つまり、雨水の浸食により湿度が上昇した家の内部は、シロアリが繁殖するのに最適な場所になるということです。
実際に、住宅のシロアリ発生原因の8割は雨漏りだといわれています。
3つ目は、美観を壊すことです。
雨漏りは、天井や壁紙に大きなシミを作ります。
さらに、放置する期間が長くなるとクロスがはげたり、カビが繁殖したりすることにつながります。
そうなると見た目が悪くなりますし、放置期間が長くなり被害が大きくなると、修理費用も高くなってしまいます。
□雨漏りの放置による健康へのリスク
以下では、雨漏りの放置による健康への被害を紹介します。
先述したように、雨漏りの放置はシミの発生、そしてカビの繁殖につながります。
カビには人体に悪影響を及ぼすものもあり、そのようなカビのことを「カビ毒」と呼びます。
カビ毒を放置していると、気管支ぜんそくやアレルギー性鼻炎、過敏性肺炎などの病気を引き起こす可能性があります。
また、カビはペットにも健康被害を及ぼします。
カビは木材や接着剤、塗料など建築に使われるもの、そして空気中の汚れをエサとして繁殖していきます。
そのため、カビの対処をするときには完全にカビを除去してからでないと、塗料を上塗りできない、という点に注意しましょう。
□まとめ
雨漏りの放置は、建物だけでなく、健康にも被害を与えます。
そのため、雨漏りを見つけたら早急に対処しましょう。
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