外壁塗装におけるチョーキング現象とは?
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今日は外壁塗装におけるチョーキング現象についてお話したいとおもいます。
『チョーキング現象』は、塗膜表面に白い粉が付着する現象のことです。この白い粉は、塗膜の主成分である樹脂や顔料が太陽光や大気中の酸素、水分などの影響を受けて分解され、表面に残るものです。チョーキングは、主に塗膜の劣化や経年劣化によって起こります。
チョーキング現象が発生すると、外壁の美観が損なわれるだけでなく、粉が周囲に飛散して汚れや地下への浸透を引き起こす可能性があります。また、塗膜の保護機能が低下し、外部からの侵食や塗膜の劣化が進行しやすくなります。
外壁塗装における『チョーキング現象』について
①外壁塗装におけるチョーキング現象がおこりやすい場所
②外壁塗装におけるチョーキング現象の原因
③外壁塗装におけるチョーキング現象を症状
④外壁塗装におけるチョーキング現象の防ぐには?
⑤外壁塗装におけるチョーキング現象を点検方法
⑥外壁塗装におけるチョーキング現象を放置すると・・・
をみていきたいと思います。
①チョーキング現象がおこりやすい場所とは
チョーキング現象がおこりやすい場所は意外とたくさんあります。皆様もよく目にするように直射日光が当たる部分は紫外線の影響を受けやすくチョーキング現象が発生しやすいです。特に建物の南側、西側など直射日光がよくあたる場所なのでチョーキング現象が見られることがあります。その他にも、風通しの悪い場所、排気ガスや汚染物が付着しやすい場所なども注意が必要です。建物の背面や隅にある部分など、風通しの悪い場所は湿気が溜まりやすく、チョーキング現象が発生しやすい傾向にあります。道路に近い部分や工場付近などの排気ガスや大気中の汚染物質が付着しやすい場所も外壁にチョーキング現象がおこりやすいです。逆に雨の当たりにくい場所も湿気が溜まりやすくチョーキング現象が発生しやすいみたいです。
②外壁塗装におけるチョーキング現象がおこる原因
(1)紫外線や大気中の酸素といった自然要因による劣化:塗料の主成分である樹脂や顔料が紫外線や酸素にさらされることで劣化し、塗膜が変質して白い粉が生じます。
(2)大気中の汚染物質の影響:自動車の排気ガスや工場の排煙などに含まれる汚染物質が外壁に付着し、塗膜を劣化させます。
(3)水分の影響:高温多湿の気候や雨風による影響で、塗膜の表面に水分が付着し、塗料の劣化を促進します。
(4)塗装時の不適切な下地処理や塗装技術:下地処理が不十分だったり、塗装工程で適切な厚みや均一性が欠けていると、塗膜の耐候性が低下しやすくなります。
(5)塗料の品質や選定の問題:塗料自体の品質や選定が不適切だった場合、耐候性や耐久性が低く、チョーキング現象が早期に発生することがあります。
③外壁塗装におけるチョーキング現象の症状
以下のような症状がある場合は外壁塗装のメンテナンスが必要な時期かもしれませんね!
*塗膜表面の白い粉の発生・・外壁の塗膜表面に白い粉が付着しているものが最も一般的でわかりやすい症状です。この粉は、塗料の劣化や変質によって生じたものであり、チョーキング現象の典型的な特徴です。
*外壁の色調の変化・・塗膜表面の白い粉が付着することで、もともとの外壁の色が変わり、白っぽくなることがあります。これによって外壁の美観が損なわれる可能性がありますね。
*手で触れると手に粉がつく・・塗膜表面に付着した白い粉が手で触れると、手に粉が付着します。建物の側面に衣服やカバンがあたったときに白く粉がついたようになっているとチョーキング現象が進んでいます。
*汚れやカビの発生・・チョーキング現象によって外壁の表面が白くなることで、汚れやカビがつきやすくなります。外壁の汚れが目立つようになることも、チョーキング現象の症状の一つです。
*塗膜の剥がれや劣化の進行・・チョーキング現象が進行すると、塗膜の劣化や剥がれが進みます。これによって外壁の保護機能が低下し、下地の劣化や侵食が進行するおそれがあります。
このような症状がみられた場合は外壁塗装のメンテナンスが必要です。定期的な点検や適切な塗装メンテナンスを行いましょう。
④チョーキング現象を防ぐには?
では、チョーキング現象を防ぐにはどのようなことを心がければいいのでしょうか?実際に防ぐことはできるのでしょうか。外壁塗装のチョーキング現象がおこりにくくなるポイントを抑えておきましょう。
ポイント1★耐候性の高い塗料の選定
チョーキング現象に対して耐性の高い塗料を選択しましょう。特に紫外線や大気中の汚染物質に対して耐性がある塗料を選ぶことが重要です。チョーキング現象がおこりにくい塗料も存在します。塗料を選ぶ際は、①耐候性が高い、②自己洗浄力がある、③耐久性が高い、④高品質な樹脂を使用している、という条件があるものを選ぶと良いですね。建物の外壁の状況や環境に応じて、塗料を選定する必要があるので専門家の意見を参考にしましょう。
チョーキング現象を最小限に抑えることのできる塗料をタイプ別に紹介します。
【アクリル塗料】アクリル塗料は耐候性が高く、紫外線に対する耐性があります。また、チョーキング現象が起こりにくい特性もあります。水性のため、乾燥が早くて臭いも少ないため環境にも優しい選択肢です。
【シリコン樹脂塗料】シリコン樹脂塗料は、耐候性が非常に高く、紫外線に対する耐性も強くて水を弾く性質があり、汚れにくいという特性もあります。
【ウレタン塗料】ウレタン塗料は、耐久性に優れており、塗装面がしっかりとしたフィルムにを形成するため、チョーキング現象が起こりにくいです。耐摩擦性が高いため、外壁や屋根など、摩擦が生じやすい箇所に優れています。
【フッ素樹脂塗料】フッ素樹脂塗料は、耐候性が非常に高く、光沢が長持ちするため長期間にわたって美しい外観を維持することができます。チョーキング現象も発生しにくい特性があります。
ポイント2★適切な下地処理や塗装工程
塗装前の外壁の下地を適切に処理することでチョーキング現象を防ぐこともできます。もしくは、寿命をのばすことができます。汚れや劣化した塗膜をきれいに取り除き、必要に応じて下地の修復や補修を行うことで長持ちすることができるようです。塗装工程においても、適切な厚みや均一性を確保することが重要です。塗料の乾燥時間や気温などの条件も考慮して塗装を行うことでチョーキング現象がおこるのを防げます。
ポイント3★定期的なメンテナンス
外壁塗装後も定期的なメンテナンスを行うことで、塗膜の劣化やチョーキング現象の発生を防ぐことができます。汚れやカビの除去、塗膜の補修などを定期的に行うようにしましょう。
ポイント4★適切な通気環境の確保
外壁の通気環境を確保しておくことで、塗膜の劣化やチョーキング現象を防げるようです。外壁の裏側や隙間などに十分な通気が確保できていることを確認しておくことでチョーキング現象を効果的に防ぐことができます。
少しの手間やメンテナンスでお住まいの外壁塗装が長持ちしたらいいですよね!
⑤チョーキング現象の点検方法
チョーキング現象がおきているかを自分で簡単に確認する方法がいくつかあります。お住まいの外壁や塗装が行われている場所で気になる箇所があれば自身で点検してみてはいかがでしょうか?いくつかの方法を組み合わせて、定期的に外壁塗装の点検を行うことで、チョーキング現象の早期発見や対処が可能になりますね!
(1)目視での点検:外壁を直接目で確認しましょう。塗膜表面に白い粉が付着しているかどうかを確認したうえで、白い粉が付着している場合はチョーキング現象の兆候と考えられます。
(2)手触りによる点検:手で外壁の塗膜表面を触れてみて、手に粉がつくかどうかを確認します。塗膜表面に白い粉が付着している場合は、手に粉が付着します。
(3)布やテープでの検査:清潔な布やテープを使って、外壁の塗膜表面を軽くこすってみてください。テープや布に白い粉がついていればチョーキング現象がおきているということです。
(4)証明による点検:外壁に対して光を当てて、塗膜表面に白い粉が反射しているかどうかを確認してみましょう。光の反射が強く見える部分があれば、チョーキング現象が発生している可能性が高いです。
⑥チョーキング現象を放置すると・・
チョーキング現象が発生した場合には早めの対処が重要です。チョーキング現象を放置することで様々な問題が発生してしまいます。ここでどのような問題がおこるのかいくつか上げていきたいと思います。
まずは、見た目。外観の劣化です。チョーキング現象によって外壁の塗膜表面に白い粉が付着することで外観が劣化し、外壁が白く見えることで美観も損なわれます。建物全体の印象が悪くなりますよね。そして、チョーキング現象を放っておくと汚れが蓄積します。外壁の表面が白くなることで、汚れやカビが付着しやすくなります。放置すると汚れが蓄積し、外壁の美観を損なうだけでなく、建物の清潔さ、衛生状態にも影響を与えます。
次に、塗膜の劣化です。チョーキング現象は塗膜の劣化の一つであり、放置すると塗膜がさらに劣化し、剥がれや割れが生じる可能性があります。塗膜の劣化が進むと、外壁の保護機能が低下し、建物の耐久性や防水性が損なわれることもあります。チョーキング現象を放置してしまうと塗装自体が剥がれたり割れたりして修復費用も増してしまいます・・・さらにチョーキング現象が進むと下地まで劣化してしまいます。塗膜の劣化だけでなく、下地の劣化も進行してしまいます。放置してしまうと、下地が侵食されたり劣化したりすることで、建物の構造に影響を与えるリスクがあります。建物の構造自体に影響してしまえば、修復するのに費用も時間もかかってしまうのでチョーキング現象は放置せずに、気になれば専門家に相談したり定期的なメンテナンスを心がけましょう。
チョーキング現象は塗装が施されている箇所に発生します。なので外壁はもちろんですが、窓枠やドア枠、細かい隅や縁も劣化が進むとチョーキング現象がおこります。外壁や屋根など建物全体のチョーキング現象の補修は自分でできませんが、細かい箇所の補修はDIYできたりもします。チョーキング現象を補修DIYするための手順を紹介します。
1.表面の清掃:外壁の表面を十分に清掃してください。汚れやチョークのような白い粉を取り除くために、水と中性洗剤を使用して表面を洗浄します。ブラシやスポンジなどを使って隙間の粉もきれいに取り除きましょう。必要に応じて、高圧洗浄機を使用して頑固な汚れを落とすこともできます。
2.表面の乾燥:清掃後、外壁の表面を完全に乾燥させます。湿ったままで塗装を行うと、塗装がうまく密着せず、塗装の耐久性が低下する可能性があります。
3.下地処理:チョーキング現象が起きている部分を特に注意して、下地処理を行いましょう。サンドペーパーやスクラブブラシを使って、白い塗膜やチョークのような粉を取り除きましょう。表面が平滑で均一な状態になるようにします。この作業が重要で塗料がより密着しやすいようにします。
4.適切な塗料の選択:チョーキング現象を補修するためには、耐候性が高く、チョークが再発生しにくい塗料を選択することが重要です。専門家や塗料メーカーに相談して、適切な塗料を選ぶといいですね!
5.塗装:下地処理が完了したら、影響を受けている細かい場所に選んだ塗料を使って塗装します。細かい箇所に塗料を均一に塗るために、小さな筆やローラーを使用するといいです。塗料の乾燥時間は、塗料の種類や気候条件によって異なりますので、塗料の乾燥時間や塗装の手順については、塗料メーカーの指示に従うようにしましょう。必要に応じて、二度塗りや仕上げの塗装を行います。
そして、やはり自身でチョーキング現象の補修DIYを行った際も大切なのは定期的なメンテナンスです。外壁の状態を定期的にチェックして、必要に応じて清掃や塗装の補修を行うようにしてください。
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