上塗りとは?外壁塗装を長持ちさせる秘訣もご紹介!
2024.05.08 (Wed) 更新
自宅のメンテナンスに取り組むことは、住宅の長期的な価値を守る上で欠かせません。
特に、外壁塗装の上塗りは、美観と機能性を保つ重要な工程です。
この記事では、上塗りの基本からその役割、重要性、適切な塗料の選び方まで詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。
□上塗りの外壁塗装での役割と重要性とは?
上塗りは外壁塗装の最終工程であり、住宅の外観の美しさと塗料の性能を最大限に発揮する上で欠かせない工程です。
*外観の仕上がりの美しさを決定する
上塗りは外壁塗装の最後に行われるため、外観の美しさを左右する重要な役割を担います。
美しい外観は住宅の印象を大きく高め、美観を長く保つためには高い技術が必要とされます。
*塗料の性能を高める
上塗りにより塗料の性能が最大限に発揮されます。
紫外線に強い、汚れが落ちやすい、耐火性など、外壁塗装に使われる塗料にはさまざまな機能があります。
これらは上塗りによって効果を発揮し、家を守るために不可欠です。
*外壁の厚みを増して住宅の寿命を延ばす
上塗りは外壁の厚みを増し、住宅の寿命を延ばす役割も持っています。
塗膜が薄いと、外壁の傷みやひび割れが生じやすくなるため、上塗りは欠かせません。
□上塗り塗料の種類と費用相場
適切な上塗り塗料の選択は、外壁の持続性とコストパフォーマンスに大きな影響を与えます。
以下で主要な上塗り塗料の種類とその特徴、費用相場について解説します。
1:ウレタン塗料
ウレタン塗料はコストパフォーマンスに優れた塗料です。
費用相場は1平方メートルあたり1,500~2,000円で、初期費用を抑えられます。
ただし、耐久性は低めなので、長期的な視点での選択が必要です。
2:シリコン塗料
シリコン塗料は耐久性とコストのバランスが良い塗料です。
相場は1平方メートルあたり2,500~3,000円となっており、長期間のコストパフォーマンスを考慮する場合に適しています。
3:フッ素塗料
高い耐久性を誇るフッ素塗料は、長期的なメンテナンスコストを抑えたい場合におすすめです。
相場は1平方メートルあたり4,000~5,000円となっています。
塗膜のひび割れに注意が必要ですが、全体的には高いパフォーマンスを発揮します。
□まとめ
上塗りの工程は外壁塗装において非常に重要な役割を果たします。
美しい外観の維持、塗料の性能の最大化、外壁の厚みの増加による住宅寿命の延長など、多岐にわたる効果があります。
上塗り塗料の選択においては、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料などから住宅の条件や予算に合わせて選ぶことが大切です。
適切な塗料の選択と施工によって、美しい外観を長期間保ち、住宅の価値を守りましょう。