初心者でもできる!?欠けたり割れたりしているサイディングの補修ステップと必要な道具 サイディング外壁の基本解説
2024.04.18 (Thu) 更新
香川県中讃地区を中心に地域密着、地域一番店を目標に活動させていただいております外壁屋根塗装・雨漏り専門店 株式会社絆〝プロタイムズ丸亀店〟〝プロタイムズ坂出店〟〝プロタイムズ高松国道11号店〟です!
こんにちは。今日はサイディング外壁についてどのような壁材なのか?特徴や構造を知って、メンテナンス方法や自分でできる劣化に対してのDIY方法を紹介していきたいと思います。
香川県丸亀市・高松市・坂出市の皆様はサイディング外壁を使用しているお家の方が多いのではないでしょうか?
丸亀市・坂出市・高松市にお住みの沿岸部付近の方は塩害などの被害があるかと思います。香川県も比較的、日差しの強い地域になるのでサイディング外壁は経年劣化を起こしてしまいます。チョーキングや色あせなどの、大がかりな工事になりそうなものは業者さんに頼むことがベストなのですが、少しのコーキング補充やヒビなどはなるべく自分で修復したいですよね。そのほうが費用もかさばりません。その代わり、しっかり修復したい場合や、屋根の上の危険な場所は迷わず、信頼できる業者さんにお願いするのが無難です。
まずはサイディング外壁についての材質や、基本構造、劣化症状などを紹介して、最後にDIY方法を紹介しますので参考にしてみてください。
目次
サイディング外壁とは
サイディングの基本構造
窯業系・金属系などの種類と特徴
サイディング外壁には主に「窯業系」「金属系」「木質系」「樹脂系」の4種類があり、それぞれに特徴があります。
最も多く使われているのが窯業系サイディング!
セメントと繊維質を混ぜて作られた外壁材です。デザインのバリエーションが豊富で価格も比較的安く、一般住宅に多く採用されています。しかし、水を吸いやすいため、定期的な塗装やシーリング補修が必要です。
金属系サイディングって?
ガルバリウム鋼板などの金属素材を使った外壁で、軽量で耐久性に優れており、断熱材と一体化したタイプもあります。スタイリッシュな見た目で、モダンな住宅によく使われますが、傷がつくとサビが発生することがあるため注意が必要です。
自然な木の風合いの木質系サイディング!
外観に温かみを出したいときに選ばれます。湿気やシロアリに弱く、定期的なメンテナンスが欠かせません。
軽い・丈夫な樹脂系サイディング!
塩化ビニルなどを使った軽くて丈夫な外壁材です。耐久性やメンテナンス性に優れていますが、日本ではあまり普及していません。
補修が必要になる主な劣化症状
ひび割れ
反り・浮き
シーリングの割れ・剥がれ
塗膜の剥がれ・チョーキング現象
カビ・苔・雨だれ跡
劣化の原因とは
紫外線・雨風による経年劣化ーキング(白い粉が出る現象)が起こります。昼夜の気温差や季節の変化で外壁材が膨張・収縮を繰り返すと、反りや浮き、ひび割れが起きることがあります。
施工不良や地震・建物の揺れ
最初の施工でシーリングの量が不十分だったり、下地処理が適切でなかった場合、早期に不具合が起こる可能性があります。さらに、地震や強風などによる揺れによって、サイディングがズレたり、固定が緩んだりして、ひび割れや目地の破損が発生することもあります。
通気不足や水はけの問題
通気が悪い構造や、シーリングの切れ目から水が入り込むと、サイディングの裏側や下地が湿気を含み、腐食やカビの原因になります。
サイディングの欠けの補修の基本
サイディング補修を行う前に、外壁の状態をしっかりと確認することが重要です。
小さなひび割れを放置すると、雨水の侵入や外壁の腐食、さらには健康被害につながる可能性もあります。
そこで、補修作業に入る前に劣化の種類と緊急度を理解することが重要です。
主な劣化症状とそれに応じた対処法は以下の通りです。
1:塗膜のひび割れ
外壁全体を観察し、小さなひび割れから大きなひび割れまで、あらゆる種類のひび割れを確認しましょう。
サイディングのひび割れは、外部からの要因や建物の収縮と拡張によって発生しやすいものです。
塗膜の微細なひび割れは、緊急度は低いですが放置するとサイディング本体の劣化につながります。
適切な塗装メンテナンスで対処し、美観を保ちましょう。
2:コーキングのひび割れ
サイディングの継ぎ目にあるコーキングのひび割れは、早急な補修が必要です。
コーキングの打ち替えか増し打ちで対応します。
3:サイディング材のひび割れ
コーキングは、サイディングなどの目地や隙間を埋めるシーリング材で、水や空気の侵入を防ぐ役割を担っています。
経年劣化や施工不良によってひび割れが発生することがあります。
放置すると雨漏りやカビの発生につながるため、サイディング補修と同時進行でコーキングの補修も検討しましょう。
幅0.3ミリメートル以上のサイディング材のひび割れは、サイディング自体の劣化を示しています。
部分的な張り替えや全面張り替えで対応します。
4:浮き・反り
吸水と乾燥を繰り返すことで、サイディングは変形し、反りが発生することがあります。
反りは、隙間から雨水や湿気が侵入し、建物の内部に損害を与える可能性があります。
また、変形が大きい場合は、割れてしまう危険性もあるため、早めの対応が必要です。
浮きや反りが生じた場合、ビスや釘で固定することで対応可能です。
ただし、重度の場合は部分的あるいは全面的な張り替えが必要です。
5:欠け・剥がれ
塗装のはがれも要注意です。
はがれた塗装は、外壁を保護できなくなり、見た目の悪化だけでなく、さらなる劣化を招く可能性があります。
さらに、カビや苔の発生もチェックしましょう。
これらの発生は、サイディングの防水性に問題があり、劣化が始まっているサインかもしれません。
外壁に凹んだ部分や突き出た部分がないか、手で触れて確認しましょう。
凹凸は、外壁の劣化や変形の兆候の可能性があります。また、外壁を触ると手に白っぽい粉が付着する場合は、塗膜が劣化し、チョーキング現象が起こっている可能性があります。
台風などによる物理的損傷による欠けや剥がれは、部分張り替えで対処します。
全体的な劣化が原因の場合は、カバー工法や全面張り替えが必要です。
劣化症状によって、対処方法が異なります。
劣化症状がみられるのであれば、どの劣化症状に当てはまるのかよく確認する必要があります。
DIY補修は可能?
解説したように、サイディングの欠けや補修は、基本的な情報と適切な方法を知ることで、初心者の方でもDIYで実行可能です。
劣化症状を理解し、適切な補修方法を選んで、家を長持ちさせる手入れを行いましょう。
自宅のメンテナンスにこだわり、DIYにも熱心な方にはここからも読んでいただきたいです。
外壁のサイディングに小さな欠けやひび割れを発見し、自力で効果的に修復したいと考えている方も少なくないのではないでしょうか。
外壁のサイディングに生じた小さな欠けやひび割れを自分で修理する方法をわかりやすく解説します。
簡易なシーリングや塗装は可能!
DIYでできること
①シーリングの増し打ち(既存の上からコーキング材を足す)
②小面積の塗装(色あせ部分や補修跡の部分塗り)
これらは比較的手軽で、ホームセンターなどで材料と道具をそろえれば作業可能です!
これらは比較的手軽で、ホームセンターなどで材料と道具をそろえれば作業可能です!
DIYできる!サイディング補修の手順と準備
初心者の方でも簡単にできるサイディング補修方法と必要な道具について解説します。
*ひび割れの補修
ひび割れにはシーリング材やボンドコークで補修します。
適切な色のシーリング材を選び、ヘラで均等にならします。
準備するものは軍手、シーリング材、ヘラです。
*目地の補修
目地の補修には打ち替えと増し打ちの2つの方法があります。
DIYの場合は増し打ちがおすすめです。
必要なものは軍手、マスキングテープ、シーリング材、コーキングガン、シールプライマー、ハケ、ヘラです。
サイディングの欠けへのパテによるひび割れ補修法
外壁のひび割れを放置すると、雨水の侵入による外壁の腐食や美観の損なわれ、さらにはカビの発生による健康への影響など、様々なリスクが考えられます。
しかし、ご安心ください。
自宅で簡単にできるパテを使用した補修方法があります。
以下に具体的な手順を紹介します。
1:ひび割れの清掃
まずは、ひび割れ部分の汚れやホコリを丁寧に清掃します。
ブラシや濡らした布などで、しっかりと汚れを落としましょう。
2:パテの調合
パテは、ホームセンターなどで販売されています。
パッケージの説明書に従って、パテを適切な硬さに調合しましょう。
3:パテの充填
調合したパテを、ひび割れに丁寧に充填します。
パテがひび割れの中にしっかりと入り込むように、ヘラなどで押し込みましょう。
4:表面処理
パテが完全に乾燥したら、表面を滑らかに仕上げます。
ヘラやサンドペーパーを使って、周囲のサイディングとレベルを合わせましょう。
5:塗装
仕上げに、パテを塗った部分に同色の塗料を塗布します。
周囲との色差が目立たないように、丁寧に塗りましょう。
以上の5つの手順で、サイディングの小さなひび割れを自分で補修できます。
DIYの注意点
まず、正しい施工手順が必要です。シーリングは「清掃→マスキング→プライマー塗布→充填→ならし→乾燥」の流れで行います。手順を省くとすぐに剥がれてしまうのでしっかり行うのがポイントです。
次に、高所作業は危険なので自分でできる範囲を見つけることです。2階部分や脚立を使う場所では落下の危険があるため、無理は禁物です。
DIYは、どうしてもプロとの仕上がりに差が出やすいので、見た目や耐久性の違いも出てきます。見える場所は特に注意する必要があります。
増し打ちは応急処置です。本来の正しい補修方法は「打ち替え(古いシーリングの撤去)」なので、増し打ちは一時的な対策にすぎないと考えておきましょう。やはり、安全性と施工の正確性を考慮すると、難しい補修はプロに任せるべきですね!
まとめ
今回解説したように、サイディングの欠けや補修は、基本的な情報と適切な方法を知ることで、初心者の方でもDIYで実行可能です。
劣化症状を理解し、適切な補修方法を選んで、家を長持ちさせる手入れを行いましょう。
サイディング補修を行う前に、外壁の状態をしっかりと確認し、ひび割れの種類や程度を把握することが重要です。
小さなひび割れでも、放置すると大きな問題につながる可能性があります。
今回紹介した方法を参考に、安全にそして効果的に補修を行い、快適な住環境を維持しましょう。
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