外壁塗装では何回塗る必要があるのか解説します!
2023.04.08 (Sat) 更新
DIYでの塗装やネイルのマニキュアを塗る際など、重ね塗りをしますよね。
何回か重ねることでムラを失くし、綺麗に塗れるためです。
外壁塗装では何回塗料を塗るのではないでしょうか。
これらと同じように重ね塗りをするのでしょうか。
外壁塗装の塗り回数の基本をおさらいしていきます。
□外壁塗装では塗料を何回塗る?
外壁塗装では3回塗りが基本です。
下塗り、中塗り、上塗りの3回に分けて塗り重ねていくのです。
下塗りと上塗り×2と表記される場合もあるでしょう。
下塗りの目的は、以下の3つです。
・中塗りと上塗りの密着性向上
・塗装面を整える
・塗料の吸い込みを抑える
これから、中塗り、上塗りと塗っていく前に下地を整える意味があるのです。
基本的に中塗り、上塗りには同じ塗料を使用します。
中塗りの段階では塗料の性能、上塗りの段階では塗料の密着性や耐久性、防水性を高める目的があります。
二重に塗ることでムラなく綺麗に仕上げ、塗料の機能性を引き出すのです。
□3回以上の塗装を提案されたら
では、塗装を4回、5回しますと言われた場合は、さらに耐久性が上がるのでしょうか。
意外にも、塗料を重ねすぎると良くないことが起こるのです。
・塗料の効果を引き出せない
・料金を上乗せされる
・余った塗料を使い切りたいため
・多く塗ることで信頼を得たいため
塗装会社の意図もあり、中には4回、5回と重ね塗りを提案してくる会社もあるでしょう。
例外もあり、一概には言えないですが、3回塗りが適正だと覚えておきましょう。
4、5回でも適正な場合もあります。
例えば、錆が起こりやすい部分には4回塗りをした方が良い場合や劣化が激しい木部には5回塗りの方が良い場合などです。
下地の状態が悪いと、3回では間に合わない場合もあることを留意しておいてください。
では、どの段階の塗り回数が増えるのは大丈夫なのでしょうか。
それは下塗りの段階です。
先ほど、下地の状態が悪い場合は重ね塗りをする場合があると説明しました。
下塗りを回では塗装面が整えられない場合は、2回目を塗る必要があるのです。
下地の状態が悪く、下塗りを重ねるなど根拠がしっかりしている場合は4回塗り、5回塗りしてもらいましょう。
□まとめ
外壁塗装の塗りの回数は3回でした。
4回塗りや5回塗りをすすめられた際は、理由を聞くようにしましょう。
下地が悪い場合など下塗りを重ねる場合もあるためです。
塗装会社にまかせず、ご自身でも塗装の基礎知識を知っておくことで、安心してまかせられるでしょう。
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