屋根に苔が生える原因とは?苔の発生は塗り直しのサイン!
2023.02.23 (Thu) 更新
気付いたら、屋根が緑になっていた時は、屋根の劣化を疑いましょう。
屋根の見た目も悪くなるうえ、屋根表面の塗料が劣化することで、苔が生えやすくなるためです。
また、苔が生えていることに気づいたらどうすれば良いのでしょうか。
あわせて解説します。
□屋根に苔が生えるのはなぜ?
屋根に苔が生える原因は、環境と屋根の状態の2つです。
まず、環境の条件は以下の通りです。
・近辺に森がある
・近辺に川がある
・屋根の日当たりが悪い
森では胞子が多く飛んでおり、川が近くあると湿気が高くなります。
加えて、屋根の日当たりが悪いことで、水分が乾かず、湿気が溜まりやすくなります。
これらの条件に1つでも当てはまれば、苔の繁殖しやすい環境下になるのです。
環境は簡単に変えられません。
そのため、屋根に苔が生えていないかこまめに確認しましょう。
次に、屋根に問題があるパターンです。
屋根材の防水効果が切れていると、水分が蒸発しにくく、常に湿った状態になるため、苔が生えやすくなります。
表面がザラザラしている場合も、苔の胞子が付着しやすく、苔の繁殖につながります。
また、屋根がスレート、セメントの屋根は、防水効果が切れると、水分を吸収するようになるため注意が必要です。
□屋根の苔は劣化のサイン?
屋根に苔が生えている場合は、屋根の劣化も原因の1つに考えられます。
まずは、屋根塗装の会社へ屋根の状態を調査してもらいましょう。
一般的には、塗料の剥がれや塗料の性能の低下によって、前述の「屋根がザラザラした状態」、「防水性の低下」の状態に陥ります。
つまり、苔が生えているのを見つけた時点で、屋根の塗料の剥がれや塗料の性能が低下している可能性もあるのです。
この解決法として、屋根塗装によるメンテナンスがおすすめです。
塗装によるメンテンナンスで、屋根の状態を滑らかに整え、屋根の防水性を高めるのです。
苔を防ぐ綺麗な塗装のポイントは、高圧洗浄やバイオ洗浄で苔をしっかり落とすことです。
下地を綺麗にしておくと、塗料の密着性も上がり、耐用年数がぐっと上がります。
今後も綺麗な屋根を保つためにも、しっかりと塗装してくれる会社を選びましょう。
□まとめ
今回は、屋根に苔が生える原因や解決策を解説しました。
環境はもちろん、屋根の状態の劣化が進むことも苔が発生する原因です。
こまめに屋根の状態を確認して、気になる点があれば早めに塗装会社へ相談、メンテナンスを依頼しましょう。