2024.07.22 更新
外壁塗装中の換気対策!換気できない期間を快適に過ごす方法
外壁塗装は、住まいの大切なメンテナンスです。しかし、工事中は足場や養生シートで窓が開けられず、換気が難しくなるため、室内の空気の滞留や不快感を抱える方もいるかもしれません。この記事では、外壁塗装中に換気ができない理由とその対策について説明します。 □外壁塗装中は換気できない? 外壁塗装工事中は、足場や養生シートによって、窓が開けられず、換気しにくい状況になります。そのため、室内の空気は淀みやすく、湿気や臭いがこもりやすくなるため、快適な生活を送るためには、適切な換気対策が必要不可欠です。 1: 足場と養生シートによる換気制限外壁塗装工事では、まず建物の周りに足場を組んで、その後、養生シートで覆います。これは、高圧洗浄の水や塗料の飛散を防ぐためです。養生シートはメッシュ状なので、完全に密閉されるわけではありませんが、窓からの風通しが悪くなり、換気が制限される要因となります。 2: 窓の養生による換気制限塗装作業の前には、窓ガラスやサッシ、室外機、雨どいなど、塗料が触れてはいけない箇所をビニールシートやマスキングテープで養生します。この養生は、塗装作業中は剥がすことができないため、窓を開けることができません。特に、気温の高い夏場は、窓が開けられないことで、室内の温度が上昇し、熱中症のリスクが高まるため注意が必要です。 3: 工事中のゴミによる換気制限外壁塗装工事では、塗装作業以外にも、ひび割れ補修やコーキングの打ち替え、サビ落としなど、様々な下準備が行われます。これらの作業では、ゴミやホコリが発生するため、窓を開けていると、室内に侵入してしまいます。そのため、窓を開ける時間を制限する必要があるでしょう。 □換気できない期間を快適に過ごすための対策 外壁塗装中は換気が制限されるため、室内の空気を快適に保つための対策が必要です。ここでは、換気扇や玄関ドアを活用した換気対策をご紹介します。 1: 換気扇を活用するキッチンや浴室などにある換気扇は、室内の空気を外に排出する役割を果たします。外壁塗装工事中は、換気扇のフードは養生されますが、換気扇そのものは使用可能です。換気扇を定期的に稼働させることで、室内の空気を循環させ、湿気や臭いを軽減することができます。 2: 玄関ドアを開放する玄関ドアも養生されますが、ドアそのものは開閉可能です。日中の工事中は、玄関ドアを開放することで、新鮮な空気を室内に取り込むことができます。ただし、玄関ドアを開放する際は、ドアの向こう側に人がいないか、塗料などの物が置いていないかを確認するなど、安全に配慮することが重要です。 □まとめ 外壁塗装工事中は、換気が制限されるため、室内の空気を快適に保つための対策が必要です。換気扇や玄関ドアを活用することで、室内の空気を循環させ、湿気や臭いを軽減することができます。また、こまめな換気や、室温の上昇を防ぐ対策を行うことで、快適な生活を送ることができます。外壁塗装を検討している方は、事前に換気対策について、業者と話し合いましょう。
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