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2024.07.26 更新
外壁塗装の色組み合わせ|失敗しない色の選び方とNG例を紹介
外壁塗装の色選びは、家の顔を決める重要な作業です。せっかくのマイホームですから、理想の色で美しく、そして長く快適に暮らしたいですよね。しかし、塗料の色は多種多様で、組み合わせ方も無限大。「どんな色にしようか。」「失敗したくない。」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 □外壁塗装の色組み合わせの基本ルール 外壁塗装の色選びで重要なのは、ただ単に好きな色を選ぶのではなく、いくつかの基本ルールを理解することです。ルールさえ守れば、センスがなくても、誰でもバランスの取れた美しい外壁を実現できます。ここでは、外壁塗装の色選びの基本ルールを3つ解説します。 1: 色数は多くとも3色以内外壁塗装では、色使いすぎるとごちゃごちゃしてしまい、落ち着かない印象になる可能性があります。そのため、基本的には2色~3色程度に抑え、その中で塗装面積のバランスを考えるようにしましょう。例えば、メインとなるベースカラー、アクセントカラー、そしてポイントカラーというように、色の役割を決めると、よりまとまりのある仕上がりになります。もし、どうしても4色以上使いたい場合は、色のトーンを揃えたり、面積を小さくしたりするなど工夫が必要です。 2: 好きな言葉からイメージを広げる色の組み合わせに迷ったら、好きな言葉からイメージを広げてみましょう。「ナチュラル」「モダン」「スタイリッシュ」などの定番のテイストでも良いですし、「海」「森」「夕焼け」など、漠然としたイメージでも構いません。これらの言葉から連想される色を書き出して、組み合わせを検討してみましょう。例えば、「海」をテーマに選ぶなら、青や白、水色などを中心に、アクセントカラーに黄色やオレンジを加えるなど、イメージに合わせた色選びが可能です。 3: 「景観条例」に注意地域によっては、外壁塗装の色に制限がある場合があります。「景観条例」と呼ばれるもので、地域の景観を守るために、建物の外観に関するルールが定められています。外壁の色もその対象となる場合があり、条例違反となる可能性も。特に、歴史的建造物が多く存在する地域や、観光地などでは、景観条例が厳しく設定されているケースが多いです。外壁塗装を行う前に、お住まいの地域の景観条例を確認し、制限されている色がないか確認しましょう。もし、制限されている色が含まれている場合は、他の色を選ぶか、色を調整するなど、対応が必要です。 □やってはいけない色の組み合わせ 外壁塗装で失敗しないためには、やってはいけない色の組み合わせを事前に知っておくことが重要です。せっかく塗り替えたのに、後で後悔しないように、避けるべきNG例を3つご紹介します。 1: 白と黒の組み合わせ白と黒は、シンプルでスタイリッシュな印象を与えがちですが、外壁塗装では注意が必要です。白と黒だけだと、少し寂しい印象になったり、汚れが目立ちやすくなってしまう可能性があります。特に、汚れが目立ちやすい白い外壁は、メンテナンスが大変です。白と黒の組み合わせにする場合は、白は少しアイボリー寄りの色を選ぶなど、少し変化を加えると、よりバランスの取れた仕上がりになります。 2: 劣化の仕方が異なる色の組み合わせ外壁塗装では、色によって劣化のスピードが異なります。例えば、赤や黄色は白や黒に比べて、色落ちしやすい傾向があります。異なる色の組み合わせで塗装すると、劣化のスピードに差が出てしまい、数年後には見た目が悪くなってしまう可能性があります。色の組み合わせを選ぶ際には、劣化のスピードを考慮し、できるだけ近い色の組み合わせを選ぶようにしましょう。 3: 外壁の色を4色以上にする外壁に使用する色の数は、基本的には2色~3色程度がおすすめです。4色以上使うと、各色が目立たなくなってしまい、全体にまとまりがない印象になってしまう可能性があります。もし、どうしても4色以上使いたい場合は、色のトーンを揃えたり、面積を小さくしたりするなど、工夫が必要です。外壁塗装は、一度塗り替えると数年はそのままの状態になります。後悔しないためにも、色の組み合わせは慎重に検討することが大切です。 □まとめ 外壁塗装の色選びは、家の顔を決める重要な要素です。この記事では、外壁塗装の色選びの基本ルールと、失敗しやすい色の組み合わせについて解説しました。基本ルールを守り、NG例を参考にすれば、センスがなくても、誰でもバランスの取れた美しい外壁を実現できます。この記事が、外壁塗装の色選びの参考になれば幸いです。
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