外壁塗装においての下塗り材【プライマー】とは?プライマーの種類と重要性
2025.01.15 (Wed) 更新
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目次
外壁塗装においてのプライマーとは?
外壁塗装におけるプライマーとは、下地処理の一環として塗装前に使用される下塗り材のことです。塗料の密着性を高め、仕上げ塗料(上塗り材)がしっかりと付着するようにするために重要な役割を果たします。
プライマーの役割
①下地と上塗り塗料の密着性向上
素材そのものと上塗り塗料の間にプライマーを塗布することで、塗料の剥がれを防ぎます。
②下地の吸い込み防止
外壁材(コンクリートやモルタルなど)が塗料を吸い込みすぎるのを防ぎ、均一で美しい仕上がりになります。
③下地補強
劣化した下地を補強し、上塗りの効果を最大限に引き出します。
プライマーの種類
シーラー:吸水性の高い下地(モルタルやコンクリート)用。下地への吸い込みを抑え、塗料のムラを防ぎます。
バインダー:ひび割れなどの補強するタイプです。
エポキシプライマー:金属やサビ止め用途に使用します。防錆効果があります。
フィラー:厚みがあり、細かいクラック(ひび割れ)を埋める機能を持つものです。
使用時の注意点
★下地の材質や状態に適したプライマーを選ぶことが重要です。
★下地を清掃し、汚れやほこりを取り除いてから塗布します。
★適切な乾燥時間を守ることで、次の工程での塗料の密着性を確保します。
プライマーの重要性
塗装工程におけるプライマーの使用有無は、耐久性や仕上がりに大きな影響を与えます。正しいプライマーを使用することで、塗膜の剥がれや劣化お防ぎ、外壁を長持ちされることができます。
プライマーの順番は?
外壁塗装におけるプライマーの塗布順番は、基本的には塗装工程の中で最初の『下塗り』として行われます。
【塗装工程の順番】
①下地処理 ひび割れや補修・汚れ・旧塗膜の除去・外壁洗浄を行います。
②プライマー(下塗り)塗布 下地と上塗り塗料に密着性を高めるため、最初のプライマーを塗布します。
※ここが下塗り プライマー の工程になります。
③中塗り 耐久性と仕上がりの厚みを出すために、中塗り塗料を塗布します。
④上塗り 最終的な仕上げとして、上塗り塗料を塗布します。
プライマーの役割に応じた工程
プライマーを省略することは厳禁です。密着性が不十分だと、塗料が剥がれやすくなります。シーラー(吸い込み防止用)やエポキシプライマー(金属用)など、素材に適したプライマーを選択します。
まとめ
プライマーは『下塗り』の最初の工程で使用し、その後に中塗り、上塗りを行います。外壁塗装の耐久性と仕上がりを左右する重要なステップです。
プライマーの重要性は?
外壁塗装においてプライマーを使用する重要性は、塗料の性能を最大限に発揮し、長期間にわたって、塗装面の美観と耐久性を維持するためです。プライマーのメリットや重要性を具体的にみてみましょう。
【密着性の向上】
プライマーは下地と上塗り塗料の密着性を高める効果があります。プライマーを使用しないと、塗料が下地に密着せず、剥がれや浮きが発生しやすくなります。
例:コンクリートやモルタルの外壁は吸水性が高いため、宇ライマーを使わないと塗料が浸透し、塗膜の密着不良が起きます。
【塗装面の吸い込み防止】
下地材が塗料を過剰に吸い込みすぎるのを防ぎ、均一な塗装仕上がりを実現します。プライマーを塗ることで、ムラのない滑らかな表面が得られます。
例:シーラーを使用すると、モルタルの吸い込みを抑え、塗膜の色むらや斑点を防ぎます。
【下地補強】
下地を補強し、上塗りの効果を向上させます。一部のプライマーには、劣化した下地の細微なひび割れを埋める機能もあります。
例:バインダーやエポキシプライマーは、劣化した下地を安定させる効果があります。
【耐久性の向上】
プライマーを使用することで、塗膜がより長持ちし、外壁の保護効果が強化されます。結果として、塗り替えの頻度を減らし、長期的なコスト削減につながります。
【特殊効果(防錆・防カビ)】
特定のプライマーのは、防錆効果や防カビ効果などの機能性を持つものがあります。金属部分の塗装にはエポキシ系防錆プライマーが使用されます。
まとめ
プライマー使用は、塗装に基盤を強化し、仕上がりの品質と塗装の寿命うぃ大幅に向上させます。省略すると剥がれや色ムラ、劣化の進行を早める原因となるため、必ず適切な種類にプライマーを選び、正確に塗布することが重要です。
プライマーを使用する際の注意点
プライマーを使用する際には、適切な施工と製品の特性い注意する必要があります。
★下地の状態を確認
注意点 汚れやほこり、油分・カビ・コケをしっかり除去して清潔な状態にすることが重要です。
補修を行ってからプライマーを塗布します。しっかりひび割れや欠損の補修を行いましょう。
理由 汚れたまま塗布すると密着力が落ち、塗膜剥離の原因になります。
★適切なプライマーを選ぶ
注意点 外壁材に対応する種類のプライマーを選択します。
・モルタルやコンクリート→シーラー
・金属面→エポキシプライマー
・木材や特殊素材→専用プライマー
理由 素材に適さないプライマーを使用してしまうと、密着性や効果が得られません。
★気象条件を考慮する
注意点 施工時の温度と湿度に注意しましょう。
気温5℃以下、湿度85℃以上び環境では塗布を避けます。
理由 乾燥不良が起き、プライマーの性能が十分に発揮されなくなります。
★規定の希釈率を守る
注意点 プライマーの希釈率や使用料を製品の指示に従って使用しましょう。
理由 希釈しすぎると、効果が薄まり密着性が悪くなります。
★乾燥時間を守る
注意点 規定の乾燥時間を確保しましょう。乾燥が不十分な状態で次の工程に進まないように注意しましょう。
理由 完全に乾燥していないと、上塗り塗料の密着不良が起きます。
★厚塗りしない
注意点 プライマーは薄く均一び塗ることが重要です。
理由 厚塗りするとムラができたり、乾燥不良の原因になります。
まとめ
プライマーの効果を最大限にハックするためには、下地処理・製品の選定・塗布環境・施工方法に注意して、メーカーの指示を厳守することが必要です。これにより、塗装の耐久性と仕上がりの美しさが確保されます。
プライマー以外の下塗り材種類
外壁塗装で使用される下塗り材には、プライマー以外にもいくつか種類があります。それぞれに異なる目的や下地に対応し、適切に使い分けることが重要です。
1.シーラー
特徴
下地の吸い込みすぎを防止し、上塗り材との密着性を高めます。
主にモルタルやコンクリートの下地に使用されます。
種類
水性シーラー・油性シーラー
用途
劣化した外壁や吸水性の高い下地向けです。
2.バインダー
特徴
ひび割れや劣化した弱った下地を補強します。下地と上塗り材の密着を強化します。
用途
劣化が進行した外壁や古い下地の塗装に使用します。
3.フィラー
特徴
厚塗りが可能で、下地の凸凹や小さなひび割れを埋めます。モルタルやコンクリート壁に多く使われているようです。
種類
微弾性フィラー:弾性があり、クラックへの追従性があります。
用途
クラック補修と同時に下地調整します。
4.エポキシプライマー
特徴
強力な密着性と防錆効果があります。金属や鉄部の塗装に使用します。
用途
金属部材や雨樋などの下塗り材として使用します。
5.ステインブロッカー(シミ止め剤)
特徴
汚れやシミが塗膜に染み出すのを防ぎます。特に木部の塗装で使用します。
用途
木材の下地に使用します。
まとめ
外壁塗装においては、シーラー、バインダー、フィラー、エポキシプライマーなど、プライマー以外の下塗り材も重要な役割を持っています。下地の材質や劣化状況に応じて適切な下塗り材を選ぶことで、仕上がりと耐久性を大幅に向上させることができます。
プライマーはどこで手に入りますか?
プライマーは、外壁塗装やその他の塗装作業で使用する下塗り材として、購入できます。
【ホームセンター】
最も手軽に入手できる場所です。DIY向けやプロ用の塗装製品を取り扱っており、スタッフに相談しながらえらぶことも可能です。
代表的なホームセンター
・カインズ
・コーナン
・コメリ
・DCMグループ
【塗料専門店】
プロ向けの専門店では、種類や用途に応じた高品質なプライマーを取り扱っています。専門知識を持つスタッフが適切なアドバイスをしてくれるため、効果的な製品選びが可能です。
【オンラインショップ】
塗料専門のオンラインストアや大手ECサイトで購入可能です。多くの種類が揃っており、比較して選びやすいのが利点です。
おすすめのオンラインストア
・Amazonや楽天市場などの総合通販サイト
・塗料販売専門サイト(ペイントモール・アトムハウスペイントなど)
【建材・工務店向け卸業者】
大量に購入する場合は、卸業者から直接仕入れることもあります。
まとめ
プライマーはホームセンターや塗料専門店、通販サイトなどで購入ができます。使用する外壁材や目的に適した種類を選ぶことが重要ですので、事前に必要な製品仕様を確認しておきましょう。
プライマーと相性の良い外壁材は?
プライマーは塗装の密着性を高める下塗り材なので、外壁材の種類に応じて適切な製品を選ぶ必要があります。プライマーと相性の良い主な外壁材を紹介しますね。
1.モルタル外壁
水性シーラーは吸水性の高いモルタル下地向けです。吸い込み防止をし、上塗りの密着性を高めてくれます。
微弾性シーラーもおすすめです。クラックがある場合に使用されます。モルタルは吸水性が高く、プライマーがないと、塗料が均一にのりにくくなります。
2.サイディングボード
アクリルシーラーやウレタンプライマーがいいです。窯業系サイディングはシーラーが一般的ですが、金属系サイディングはエポキシ系プライマーが相性がいいようです。
サイディングは材質によって吸水性や密着性が異なるため、適切なプライマーが必要です。
3.金属外壁(トタン・ガルバリウム銅板など)
エポキシ系プライマーがおすすめです。防錆効果があるので錆びやすい金属にはぴったりです。
4.コンクリート外壁
油性シーラー・水性シーラーが相性がいいです。吸収性を抑えて、塗膜の均一性を確保してくれます。
5.木材外壁
ステイン系プライマーや木材用シーラーを使用します。木材の吸収せや油分を抑えるため専用のプライマーを使用します。
※プライマーと外壁材の相性は、素材の特性と密着力を最大化するために非常に重要です。外壁材の種類ごとに適切なプライマーを選ぶことで、仕上がりの品質と耐久性が向上します。塗料メーカーの推奨製品を参考に選定することが効果的です。
プライマーと相性のいい塗料を紹介
プライマーと塗料の相性は、密着性や仕上がりの品質、耐久性を左右する重要な要素です。プライマーを使用する際は、上塗りに使い塗料との適合性を確認する必要性があります。プライマーと相性の良い塗料の組み合わせを紹介します。
★アクリルシーラープライマー
・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
吸水性の高いモルタルやコンクリート下地に最適になります。一般的な外壁塗装用シーラープライマーです。
★ウレタン系プライマー
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
弾性があり、サイディングやコンクリートに使用します。
★エポキシ系プライマー
・エポキシ塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・フッ素塗料
金属や鉄部の下塗りに適し、防錆効果があります。トタンやガルバリウム銅板に最適です。
★水性シーラー
・水性塗料(アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素)
環境負荷が少なく、臭気が少ないです。吸水性のある下地(モルタル・コンクリート)に最適です。
★木材用プライマー
・木材用塗料
・ステイン系塗料
木材の吸収や変色い防ぎ、塗膜の定着性を向上します。
★防カビ・防藻プライマー
・防カビ・防藻性能を持つ塗料
カビや藻の発生しやすい環境での塗装で使用します。
プライマーと塗料の相性は、同じ種類の樹脂系を持つものを選ぶことが基本です。メーカーが推奨する組み合わせを使用することで、より高い密着性と耐久性が得られます。プライマーと塗料の選定は、使用目的や下地の素材、施工環境に応じて慎重に行いましょう。
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