外壁塗装の下地の重要さ!シーラーやフィラー、カチオンフィラーって何?スキンって?
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2025.01.07 (Tue) 更新
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外壁塗装における『スキン』とは、一般的にスキン仕上げやスキンコートとも呼ばれる塗装の一種です。この用語は特定の施工方法や材料を指します。
目次
1.スキン仕上げ(スキンコート)とは?
下地調整材(パテ)を使用した仕上げ方法
スキン仕上げは、表面の細かいクラック(ひび割れ)や凹凸ほ補修・平滑にするための薄い層を形成する技術です。壁の下地の調整や補修を行い、その上に仕上げ塗料を塗ることが一般的です。
表面保護
スキンは壁面を保護し、耐久性を向上させる役割もあります。防水性能や耐候性を高める効果があります。
2.使用される材料
一般的な材料としては、アクリル系パテやモルタル系下地などが用いられます。
3.特徴やメリット
・凹凸やクラックを隠して、壁面を滑らかに仕上げます。見た目の改善が見込めます。
・仕上げ塗料との相性をよくしてくれて、塗装の剥がれを防いでくれます。塗装の密着性の向上が見込めます。
・防水性や耐候性が向上して、建物の保護が強化され、耐候性がよりアップします。
4.一般的な適用範囲
①モルタル外壁やコンクリート壁の補修時
②ひび割れや劣化が見られる壁面
5.施工手順
①下地処理(劣化部分の除去や洗浄)
②クラック補修
③スキン剤の塗布(͡コテやローラーを使用)
④乾燥後、仕上げ塗料の塗装
まとめ
外壁塗装における『スキン』は、下地の補修・保護を目的とした処理法の一部で、建物の耐久性や美観を高める重要な工程です。スキン材を使用することで、塗装の仕上がりと長寿命化が期待できます。
スキンとモルタルの違いや詳細
スキンは先ほど紹介したものになりますが、モルタルはなんなんでしょうか?
モルタルについて簡単に紹介して、違いを見ていきましょう。
モルタルは、建築物の構造や仕上げ材として使われる砂、セメント、水を混ぜ合わせた材料です。主に、壁や床の下地材として使用されます。
材質は、セメントと砂を混ぜて水を加えて煉り合せたものになります。強度が高くて、比較的厚い層を形成します。
使用用途としては、建物の構造材として外壁や内壁の下地に使用されます。コンクリートブロックの接着や仕上げ材の基礎に使用されます。
主な特徴として、★塗布する厚さは数センチ単位、★強度が高く構造的な支持を提供する、★水分を吸収しやすいため、防水処理が必要という3つの特徴が主な特徴になります。
スキンとモルタルの違い
特性 | スキン | モルタル |
主な用途 |
下地の補修・仕上げの平滑化 | 外壁や内壁の基礎・構造材 |
厚さ |
数ミリ程度 | 数センチ程度 |
材料 |
アクリル系・セメント系パテ | 砂・セメント・水 |
目的 |
クラック補修・下地調整・仕上げ塗装の密着性向上 | 下地材の形成・構造的な強度 |
強度 |
補修目的のため、モルタルほど高くない | 高い(構造材として使用) |
まとめ
スキンは仕上げの平滑化を目的とした補修材であり、薄く塗布するのが特徴です。モルタルは建物の構造や下地材として使用され、厚みと強度があります。
どちらも建物の保護と仕上げに重要な役割を果たしますが、用途や機能が異なるため、適切に使い分けることが必要です。
外壁塗装においてのカチオンフィラーって?
カチオンフィラーは外壁塗装において下地材として使用される材料で、特にモルタル外壁やコンクリートの下地処理に用いられる重要な下塗り材です。
カチオンフィラーとは・・?
カチオン系フィラーとも呼ばれる下地調整材で、カチオン性(陽イオン性)樹脂を含んでいます。外壁の下塗り材として使われ、仕上げ塗料の密着性を高め、下地お整える効果があります。
特徴と効果
①優れた接着力
カチオンフィラーはカチオン性(プラスの電荷)を持つため、モルタルやコンクリートなどの下地(一般的にマイナスの電荷)に強力に密着します。
塗料が剥がれにくくなり、塗装の耐久性が向上します。
②下地の補修効果
モルタルの表面にできるひび割れや凹凸を埋める効果があります。塗布後に、滑らかな表面を作ることで、仕上げ塗料の美観を高めてくれます。
③防水性の向上
仕上げ塗料だけでは不十分な補い、防水性を高める効果があります。
④多用途性
モルタルやコンクリートだけでなく、ボード材や一部の金属にも使用可能なタイプがあります。
カチオンフィラーの用途
★モルタル外壁の下塗り
★コンクリートの下塗り
★リシンやスタッコ仕上げの下地補修
カチオンフィラーの施工手順
①下地の清掃・・汚れや剥がれかかった旧塗膜を除去します。
②クラック補修・・大きなひび割れをあらかじめパテやフィラーで埋めておきます。
③カチオンフィラーの塗布・・ローラーや印毛、吹き付け機で均一に塗布します。
④乾燥後に仕上げ塗料を塗装します。
カチオンフィラーと他のフィラーの違い
特性 |
カチオンフィラー | エポキシフィラー | 一般の下地フィラー |
接着力 |
非常に強い | 強い | 標準 |
使用下地 |
モルタル・コンクリート・セメントボード | 金属・FRP・コンクリート | モルタル・コンクリート |
ひび割れ補修効果 |
高い | 高い | 中程度 |
※注意点
吸収性が高い下地では、フィラーを塗布する前にシーラーを使用する場合もあります。適切な乾燥時間を守ることで、より高い接着性を確保します。
まとめ
カチオンフィラーは、外壁塗装において、重要な下地処理材で、特にモルタルやコンクリートの下地に対する密着性・補修材・防水性の向上に優れています。塗装の長寿命化に寄与するため、外壁塗装で高品質な仕上げを求める際に欠かせない材料です。
外壁塗装においての下地の重要さ
外壁塗装における下地処理の重要性は、仕上がりの美観と耐久性、そして建物の保護効果に直結します。どれほど高品質な塗料を使用しても、下地が適切に処理されていなければ、塗装は早期に劣化してしまいます。外壁塗装における下地の重要性よその具体的な内容を詳しく見ていきましょう。
下地処理の目的
【塗料の密着性を向上させる】
下地に汚れや古い塗膜・サビ・カビなどが残ったままでは、塗料がしっかりと密着しません。適切な下地処理うぃ行うことで、塗料の剥がれやヒビ割れを防ぎます。
【塗装の耐久性を高める】
下地を整えることで、塗装後の耐久性が大幅に向上します。クラック(ひび割れ)や凹凸を補修することで、塗料の効果を最大限発揮できます。
【美しい仕上がりを実現する】
下地が平滑でなければ、仕上げ塗料の見た目にも影響を及ぼします。凹凸や傷が目立つ仕上がりになってしまいます。そのため、丁寧な下地処理が重要です。
下地処理の具体的な作業
1.洗浄 高圧洗浄で汚れやコケ・カビ・劣化した旧塗装を除去。
2.クラック補修 ヘアラック(細かいひび割れ)はフィラーなどで埋め、構造クラックはエポキシ樹脂などで補修。
3.シーラー・フィラーの使用
*シーラー:吸水性の高い下地を安定させ、塗料の密着性を向上します。
*フィラー:下地に凹凸を平滑にし、塗装を整えます。
4.ケレン作業
金属や旧塗膜の剥がれを防ぐため、サビ落としや古い塗膜の除去を行います。
【下地処理を怠った場合のリスク】
★塗膜の剥がれ 施工後、数年で塗膜が剥がれる原因となります。
★ひび割れの再発 下地補修を行わなければ、新しい塗料に上からひび割れが再び再発します。
★美観の損失
塗装の表面が凸凹になると、外観の質が低下します。
【下地処理が特に重要な理由】
外壁は建物の外側を覆い、風雨や紫外線などから守ります。下地処理を怠ると保護効果が低下して、劣化が進行してしまいます。しっかりと、下地処理を行うことでつぉうの耐用年数が延びて、長期的なメンテナンス費用を抑えられます。
【下地処理の種類とその適用】
下地処理方法 |
用途 | 目的 |
高圧洗浄 |
汚れ・カビ・コケ・旧塗膜の除去 | 密着性向上・防腐効果 |
シーラー塗布 |
吸水性の高いモルタルやコンクリート | 下地の安定化・吸水防止 |
クラック補修 |
ひび割れ・欠けの修正 | 塗膜の割れ防止 |
ケレン作業 |
金属部のサビ除去 | 塗料の剥離防止 |
まとめ
外壁塗装において、下地処理は、仕上がりの品質と耐久性に最も影響を与える工程です。手間をかけて適切に下地お整えることで、美しく長持ちする塗装を実現し、建物の寿命を延ばすことができます。
外壁塗装においてのシーラーとフィラーの違いとは?
外壁塗装において、『シーラー』と『フィラー』はどちらも下地処理に使われる材料ですが、その目的や効果、使用場所が異なります。具体的な違いを見ていきましょう。
★シーラーとは★
吸水性のある下地に塗料を塗る前に使用する接着促進剤です。下地の表面に染み込んで密着性を高め、塗料が吸い込まれるのを防ぎます。
目的と効果
①下地の吸い込みを防止
吸水性の高いモルタルやコンクリートに塗料が吸収されるのを防ぎ、仕上げ塗料の適切な塗膜を確保します。
②塗料の密着性を向上
下地と塗料の接着力を高め、塗膜の剥がれを防ぎます。
③下地の強化
表面の粉化(チョーキング)を抑制し、下地を安定させます。
使用場所
モルタルやコンクリート、ボード類などの吸水性のある下地に使用します。
種類
水性シーラー:水系塗と相性が良い。
溶剤系シーラー:耐候性が高く、強い密着力。
★フィラーとは★
凹凸やクラックがある下地の補修や表面や平滑にするために使う下塗り材です。
目的と効果
①凸凹の平滑化
モルタルやリシン仕上げの外壁にある凸凹を埋めて、滑らかな表面を作ります。
②クラック補修
ヘアラック(細かいひび割れ)を補修します。
③厚膜形成
仕上げ塗料の下地として安定した厚み確保し、塗料の剥がれを防ぎます。
使用場所
モルタル外壁・コンクリート壁・クラックや凸凹が目立つ部分。
種類
カチオンフィラー:強い密着性と補修能力があります。
微弾性フィラー:柔軟性があり、動きに追従します。
シーラーとフィラーの比較
項目 |
シーラー | フィラー |
主な用途 |
下地の吸い込み防止・塗料の密着性向上 | 下地の補修・平滑化・厚膜形成 |
機能 |
接着剤のような役割 | 下地材やパテのような役割 |
厚さ |
薄い(染み込むタイプ) | 厚い(表面に層を形成する) |
補修効果 |
なし | ひび割れや凹凸の補修が可能 |
代表的な種類 |
水性シーラー・溶剤系シーラー | カチオンフィラー・微弾性フィラー |
使用される下地 |
モルタル・コンクリート・ボード | モルタル・リシン・コンクリート |
役割の違い |
吸水性の調整・密着力向上 | 表面の平滑化・ひび割れ補修 |
シーラーとフィラーの併用
外壁塗装ではシーラーとフィラーを併用することが一般的です。
例①シーラーで下地の吸い込みを防止して、密着性を高めます。
②フィラーで表面を平滑にし、クラックや凸凹を補修します。
③その上に仕上げ塗料を塗装します。
まとめ
シーラーは『接着剤』のように密着性を高める材料で、吸水性のある下地に使用されます。フィラーは『パテ材』のように凸凹やひび割れ補修し、下地を平滑にするために使います。これらを適切に使い分け、または組み合わせることで、外壁塗装の耐久性と美観を向上させます。
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