外壁材の種類や適切な塗料を紹介
2024.12.17 (Tue) 更新
香川県中讃地区を中心に地域密着、地域一番店を目標に活動させていただいております外壁屋根塗装・雨漏り専門店 株式会社絆〝プロタイムズ丸亀店〟〝プロタイムズ坂出店〟です!
人気の外壁材には、デザイン性や耐久性、コストなどの面で選ばれるさまざまな理由があります。
目次
人気も外壁材一覧
1.窯業系サイディング
特徴は、セメントと繊維質を混ぜて形成した外壁材になります。人気の理由としては、デザインの種類が豊富で、比較的低コストになります。耐火性・耐久性も高いようです。注意点は、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
2.金属サイディング
アルミやガルバリウム銅板が使われることが多いようです。軽量で耐震性に優れていて、錆びにくい傾向にあります。耐熱性や耐久性も高いです。傷がつきやすい場合があるので注意が必要です。
3.タイル
陶器やセラミックを焼いて作られた外壁材になります。高級感があり、耐久性やメンテナンス性に優れているのが特徴です。初期費用が高めなのがデメリットになります。
4.モルタル外壁
セメントや砂、水を混ぜて塗りつける昔ながらの外壁です。人気の理由は手作業の風合いが出るため、デザイン性が高いようです。クラックが入りやすいので注意が必要です。
5.ALC(軽量気泡コンクリート)
軽量なコンクリートパネルです。断熱性や耐火性が非常に高いため、人気になります。防水性が低いことがデメリットbになり、塗装メンテナンスが必要です。
6.樹脂サイディング
塩化ビニル樹脂製で軽量な外壁材です。サビや腐食に強く、メンテナンスが楽になります。日本では普及率がまだ低いようです。
7.木材系外壁材
天然木や加工木材を使用した外壁材です。自然素材ならではの温かみや風合いがあります。定期的な塗装や防腐処理が必要になります。
8.塗り替えや再塗装用塗料
外壁の素材を変更せず、塗り替えで美観を保つ選択肢もあります。最近では、ラジカル塗料やフッ素塗料、無機塗料が人気です。
★人気の傾向★
モダンなデザイン
金属サイディングが最も普及しています。
コスト重視
窯業系サイディングが最も普及しています。
メンテナンス性重視
タイルや樹脂サイディング、ALCが注目されています。
どの外壁材が最適かは、気候や予算、好みのデザインによって異なります。
では、外壁塗装を長年放置してしまうとどのようなことになるでしょうか?
例えば外壁塗装を20年していないと・・?
外壁塗装を20年間行わないと、外壁材の劣化が進行して、建物全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
症状1.外壁のひび割れ(クラック)
塗膜が劣化し、外壁材が雨風や紫外線の影響を直接受けます。小さなひび割れから水分が侵入し、外壁材や建物内部がダメージを受けます。
症状2.色あせやチョーキング現象
紫外線や雨風で塗料が分解され、粉状になることを言います。手に白い粉が付くのがチョーキング現象です。美観が悪くなり、塗料の保護機能が失われることがあります。
症状3.防水性の低下
塗膜の劣化により、防水機能が失われます。外壁内部や構造体に水が侵入し、雨漏りの原因になります。
症状4.カビ・コケ・藻の発生
防水性や防汚性が低下し、水分や湿気が外壁表面にとどまります。カビやコケが繁殖し、美観が損なわれるだけでなく、外壁材の劣化を加速させることがあります。
症状5.サイディングやモルタルの剥がれ・浮き
水分が浸透し、外壁材の裏側で膨張や収縮が起こります。サイディングの反りや、モルタルの剥がれ、外壁材の破損が発生します。
症状6.構造体(木材や鉄骨)の腐食や劣化
水分が侵入し、柱などの木材が腐ったり、鉄骨がサビたりします。建物全体の強度が低下し、耐震性にも悪影響を及ぼします。
症状7.修繕費用の増加
劣化が進行するほど、塗装だけでは対応できず、外壁材の交換や下地の補修が必要です。塗装工事費用の数倍以上の大規模な補修費用がかかる可能性があります。
★放置すると起こる最悪の事態★
外壁材がボロボロになり、建物の寿命が大幅に短縮されます。雨漏りや湿気によるシロアリ被害が発生し、建物の構造が破壊する危険性があります。
★対処法★
外壁の状態確認→20年経過している場合、専門業者に点検してもらうことが重要です。
塗り替え工事→外壁の補修とともに劣化状況に合った塗料(フッ素塗料や無機塗料などの高耐久性なもの)を選ぶことで、今後のメンテナンス費用を抑えることができます。
このような劣化症状は20年たたずとも、起こる可能性はあります。外壁材や塗料の耐用年数などを確認して、定期的なメンテナンスや点検を行い、放置せずに気になることがあれば相談するようにしましょう。
外壁に合った塗料の選び方
外壁に合った塗料を選ぶためには、外壁材の種類や気候、耐久性、コストを考慮することが大切です。
最適な塗料を選ぶために参考にしてみてください。
【外壁材に適した塗料を選ぶ】
外壁材の種類によって、適した塗料が異なります。
外壁材の種類 | 適した塗料の種類 | 理由 |
窯業系サイディング |
リコン塗料、フッ素塗料、ラジカル塗料
|
耐久性が高くコストバランスが良い |
金属サイディング |
弱溶剤系シリコン塗料、フッ素塗料
|
錆びを防ぎ、塗膜の耐久性が必要 |
モルタル外壁 |
弾性塗料(シリコン系・フッ素系)
|
ひび割れ追従性が高い塗料が必要 |
ALC(軽量気泡コンクリート) |
シリコン塗料、フッ素塗料、遮熱塗料
|
防水性と耐久性が重要 |
木材系外壁 |
防腐塗料、自然塗料、クリア塗料
|
防腐効果や木目の保護が必要 |
【耐久性に応じて塗料を選ぶ】
耐久性の高い塗料ほど長持ちしますが、その分コストも高くなります。
塗料の種類
|
耐久年数の目安 | 特徴・メリット | コストの目安(㎡単価) |
アクリル塗料 |
5年~7年 | 低コストだが、耐久性が低い | 約1,000~1,200円 |
ウレタン塗料 |
7年~10年 | 柔軟性があり、汎用性が高い | 約1,500~2,000円 |
シリコン塗料 |
10年~15年 | コスト・耐久性のバランスが良い | 約2,000~3,000円 |
ラジカル塗料 |
12年~16年 | 耐久性が高く、コスパが良い | 約2,500~3,500円 |
フッ素塗料 |
15年~20年 | 耐久性・防汚性が非常に高い | 約3,500~4,500円 |
無機塗料 |
20年~25年 | 最も高耐久だが高価 | 約4,000~5,500円 |
【気候や立地に合わせた塗料を選ぶ】
外壁がさらされる環境によって塗料の性能が求められます。
・寒冷地
弾性塗料やシリコン塗料が適しています。凍害やひび割れに強い塗料を選びましょう。
・多湿地域・雨の多い地域
防カビ・防藻性能の高い塗料が必要です。(例:シリコン塗料」・ラジカル塗料)
・日当たりが強い地域(紫外線が強い)
遮熱塗料やフッ素塗料、無機塗料を選ぶと紫外線による劣化を防げます。
・海沿い地域
塩害に強いフッ素塗料や無機塗料、金属サイディングには錆び止め塗料も有効です。
【機能性塗料を検討する】
近年では、外壁の保護だけでなく、機能性を備えた塗料も人気です。
*遮熱塗料 太陽光を反射し、室内温度の上昇を抑えます。夏の冷暖房を節約してくれます。
*断熱塗料 外気温の影響を受けにくくし、冬の暖房効率を向上させてくれます。
*防カビ・防藻塗料 湿気の多い地域や日陰の多い家に最適な塗料になります。
*低汚染塗料 汚れに強く、美観を長く保ちます。雨で汚れが落ちる『セルフクリーニング機能』があるものもあります。
【コストとのバランスを考える】
短期的な予算が限られている場合はシリコン塗料がマストです。長期的にメンテナンス回数を減らしたい場合、フッ素塗料や無機塗料がおすすめです。初期費用が高くても、長期的に考えると高耐久性塗料の方がコストを抑えられます。
【塗料の色選び】
明るい色は、汚れが目立ちにくく、熱反射率が高く、遮熱効果が期待できます。暗い色は、高級感がありますが、熱を吸収しやすい傾向があります。周辺環境や家のデザインに合わせて色を選ぶことが重要です。
外壁塗装は、外壁の種類やデザイン、気候や必要な耐久性や予算を考慮して、選ぶことが重要です。特にシリコン塗料やラジカル塗料はコストと耐久性のバランスが良く、多くの住宅に選ばれています。さらに、日当たりや湿気の影響が多い地域では、無機塗料も検討したらいいと思います。
地域別外壁材の選び方とは・・?
外壁材を選ぶ際には地域の気候条件を考慮することが大切です。
例えば、寒冷地域の場合は冷え込みが激しく積雪が多い地域では断熱性能が高い外壁材が必要になります。積雪があるため、耐久性が高いものを選んで、吸水性の低い素材が良いです。
おすすめは、ガルバリウム銅板やセラミック系のサイディングボードです。
そして多雨地域では、降水量が多く、湿気が高いので防水性や防カビ性に優れたものを選びましょう。金属系の外壁材を使用する際は錆びにくい加工が必要なため、耐食性も考えて選びましょう。
おすすめの外壁材は、窯業系サイディングやセラミックコート済みの塗装外壁がいいです。
沿岸地域では、塩害や台風の影響を受けやすいため、塩害による腐食を防ぐ素材が必要なので耐塩害性があればいいと思います。汚れや腐食の頻度を抑えやすいメンテナンス性も考慮して選びましょう。
おすすめの外壁材は、ガルバリウム銅板とフッ素系樹脂塗装の外壁材です。
そして、地震の多い地域はどうでしょうか?地震は全国的にも注意が必要なので意識しておいたほうがいいですよね!
地震では揺れによる外壁のひび割れや脱落のリスクがあります。軽量性を重視しておくと、建物の重心を軽くして揺れを軽減してくれます。耐震性があると、柔軟性があり、ひび割れが起きにくい素材です。
おすすめの外壁材は樹脂サイディングやモルタルです。
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