外壁の劣化の進行を進めないためには・・人気の外壁材とは?トタン外壁ってなに?
2024.12.03 (Tue) 更新
香川県中讃地区を中心に地域密着、地域一番店を目標に活動させていただいております外壁屋根塗装・雨漏り専門店 株式会社絆〝プロタイムズ丸亀店〟〝プロタイムズ坂出店〟です!
今日は外壁の劣化についてみていきましょう。
外壁の劣化といっても種類は様々です。
まず外壁の劣化の種類を紹介しますね。
目次
外壁の劣化症状
1.ひび割れ(クラック)
【ヘアクラック】幅が0.3ミリ以下の細かいヒビ割れで、主に表面の仕上げ材に発生します。構造的な影響は憂くないですが、防水性が低下します。
【構造クラック】幅が0.3ミリ以上のひび割れで、建物の構造部分にまで影響している可能性があります。雨水の侵入や建物の強度低下につながるため注意が必要です。
2.チョーキング(白亜化)
外壁を手で触ると白い粉が付着します。塗膜が紫外線や雨風などで劣化して、防水性や美観が損なわれている状態です。
3.塗膜の剥がれ
塗装部分が浮き上がったり、剥がれ落ちたりする現象です。紫外線や雨風の影響で塗膜の接着力が低下して発生します。
4.汚れやカビ・苔の発生
外壁表面に黒ずみや緑色の汚れが発生します。湿気が多い場所や換気が悪い場所で、カビやコケが繁殖しやすくなります。
5.サビの発生
金属部分や塗装内部の金属部品が劣化して、赤茶色のサビが表面に現れる現象です。防水性が低下すると進行が早まります。
6.膨れや浮き
塗膜や仕上げ材が膨れて浮き上がる状態です。内部に水分が溜まり、熱や湿気の影響で発生することがあります。
7.シーリング(コーキング)の劣化
外壁の隙間を埋めるシーリング材がひび割れたり、縮んで隙間ができる現象です。これにより、雨水が侵入しやすくなります。
8.モルタルの剥落
モルタル仕上げの外壁で、経年劣化や地震の影響によって部分的に剥がれ落ちることがあります。
9.色あせ
紫外線や雨風により、塗装が色あせてしまう現象です。美観が損なわれるだけでなく、防水性の低下にもつながります。
10.コンクリートの劣化(アルカリ骨材反応)
コンクリートが中性化したり、アルカリ骨材反応によってひび割れや剥がれが発生することがあります。
※劣化症状が進行すると、建物の耐久性や安全性に影響を及ぼす可能性があるため、定期的な点検と早期のメンテナンスが重要です。
外壁の劣化進行を遅らせるコツ
外壁の劣化を遅らせるためには、日常的なケアや定期的なメンテナンスが重要です。今から紹介するポイントを実践することで、外壁の寿命を延ばし、劣化を最小限に抑えることができます。
ポイント①定期点検を行う
頻度・・1~2年に一度は専門業者による点検を依頼したほうがよいでしょう。
チェックポイント★ひび割れ、塗膜の剥がれ、汚れ、カビ、シーリングの劣化などを重点的に見ましょう。
ポイント②早期修繕を心掛ける
小さなひび割れやシーリングの劣化を放置せずに、早めに補修することで劣化の進行を防ぎます。
ポイント③高品質な塗装を選ぶ
耐久性の高い塗料・・フッ素塗料やシリコン塗料は耐候性が高く、劣化を遅らせる効果があります。
防水性塗料・・雨水の侵入を防ぎ、外壁の内部を守る効果を持ちます。
遮熱塗料・・紫外線や熱の影響を軽減し、塗膜の劣化を防いでくれます。
ポイント④定期的な洗浄を行う
高圧洗浄・・外壁表面の汚れやカビ、コケを落とすことで劣化の原因を除去しておきます。
頻度・・1~2年ごとが目安です。ただし、洗浄時に塗膜を傷つけないようにすることを注意しましょう。
ポイント⑤排水機能の確認
雨樋や排水設備の点検・・詰まりや破損があると、雨水が外壁に溜まりやすくなり、劣化を促進します。
防水シートの状態確認・・特に新築から10年以上経過している場合は要チェックです。
ポイント⑥シーリング(コーキング)の適切な管理
隙間や接合部分のシーリング材が劣化すると雨水が侵入しやすくなるため、早めの打ち直しを行います。
ポイント⑦外壁に適した素材と環境を考慮
素材の選択・・環境に適した外壁材(例えば、湿気の多い地域ではカビやコケがつきにくい素材)を選びます。
周囲の整備・・樹木や植栽が外壁に近すぎると、湿気や汚れが溜まりやすくなるため適度に距離を保たちます。
ポイント⑧紫外線対策
庇や軒の延長・・外壁を直接紫外線にさらさない工夫をしましょう。
遮光フィルムやカーテン・・窓周辺から熱の影響を抑えるような役割を果たします。
ポイント⑨防水処理を施す
雨漏りや水分の侵入をふせぐために、防水性の高い塗料で外壁や屋根を適切に処理しましょう。
ポイント⑩周囲環境を考慮する
換気・・湿気がこもらないように建物周囲の通気を確保することが大切です。
汚れの原因を減らす・・近くの工場や交通量の多い道路など、外壁に影響を及ぼす要因を考慮して対策を講じましょう。
※外壁の劣化を遅らせるためには、日々のケアと早めの対応がカギです。小さな不具合でも見逃さず、専門業者のアドバイスを活用しながら適切な対策を行いましょう。
長持ちしやすい外壁材ランキング
外壁材にはさまざまな種類がありますが、それぞれの耐久性やメンテナンス性が異なります。一般的には『長持ちしやすい』とされる外壁材をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
ただし、お住まいの環境や用途に応じて、最適な外壁材は異なるので、選ぶ際は専門の業者に相談することをお勧めします。
壁材 | 特徴 | 寿命 | メリット | デメリット | |
1位 | タイル | 高い耐久性を持ち、紫外線や雨風による劣化がほとんどありません。また、汚れやカビが付きにくく、メンテナンスが非常に楽です。 | 50年以上(接着や目地材の劣化は15年~30年程度で修繕が必要) | 美観が長く保たれる。 | 初期費用が高い。 |
2位 | セラミック外壁材 | セラミックコーティングにより、紫外線や汚れへの耐性が向上した外壁材です。特に高耐候性使用の製品は長寿命です。 | 30年~50年 | メンテナンスの頻度が少なく、色あせが少ない。 | 初期コストが高い。 |
3位 | 金属サイディング | ガルバリウム銅板などの金属で作られた外壁材。耐久性が高く、軽量で施工性に優れています。 | 30年~40年(塗装や防カビ加工を適切に行った場合) | 軽量で耐震性が高い、防火性が優れる。 | 温度が上がりやすく、錆びが発生しやすいことがある。 |
4位 | モルタル外壁(リシン・吹き付け仕上げ) | コンクリートをベースにした外壁材で、デザイン性が高く、ひび割れを防ぐ施工技術が進化しています。 | 20年~40年(塗りなおしやひび割れ補修は10年ごとが目安) | 自由なデザインが可能。耐火性が高い。 | クラック(ひび割れ)が発生しやすい、塗りなおしが必要。 |
5位 | 窯業系サイディング | セメントと繊維を混ぜた外壁材で、日本で最も普及しています。デザイン性が高く、価格も比較的手頃です。 | 15年~30年(塗装やシーリングのメンテナンスは10年ごとが目安) | 種類やデザインが豊富。コストパフォーマンスが良い。 | 定期的な塗装やシーリング補修が必要。 |
6位 |
木材(ウッド系外壁) |
自然素材ならではの暖かみや高級感が魅力。近年は耐久性を高めた加工木材も登場しています。 | 15年~25年(定期的な塗装や防腐処理が必要) | 自然の風合いが美しい、リフォームしやすい傾向。 | 腐食やシロアリ被害のリスクがある。 |
7位 | ALC(軽量気泡コンクリート)パネル | コンクリートに気泡を含ませた軽量外壁材。断熱材や防音性に優れています。 | 30年程度(塗装や防水処理を適切に行った場合) |
断熱性・防音性が高い、防火性に優れています。
|
※最も長持ちする外壁材はタイルですが、初期費用やデザイン性、メンテナンスのしやすさを考慮して選ぶのがポイントです。また、どの外壁材を選んでも、定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、さらに長寿命化が可能になります。
外壁の劣化を見つけたらどうするべきか?
外壁の劣化を見つけた場合、適切な対応を行うことで、被害の拡大を防ぎ、建物の寿命うぃ延ばすことができます。劣化を見つけた際の参考にしてみてください。
対応手順
劣化状況を確認する
【種類の確認】ひび割れ、塗膜の剥がれ、チョーキング、汚れ、カビなど、どのような劣化gあ発生しているかをチェックします。
【範囲の確認】劣化が広範囲に及んでいるか、局所的なものなのかを把握します。
【深刻度の判断】表面的な問題(軽微な汚れやチョーキング)・構造に影響する可能性のある問題(大きいひび割れや剥離)
写真を撮影して記録する
劣化箇所を写真に記録し、状況を把握しやすくします。点検や修理を依頼する際の資料としても役立ちます。
応急処置を行う(必要に応じて)
【ひび割れ】雨水が侵入しそうな箇所に防水テープを貼る。
【塗膜の剥がれ】剥がれた部分に仮防水シートを貼る。
※応急処置はあくまで一時的なもので、専門業者の修繕が必要です。
専門業者に相談する
劣化の程度によってプロに点検や修理を依頼しましょう。
【軽微な問題】塗装業者やリフォーム会社に相談しましょう。
【深刻な問題】建築士や構造の専門家に相談するのがいいでしょう。
複数の業者から見積もりを取ることで、適正価格がわかり、お得に修復工事を行うことができることがあります。
修繕を計画する
*軽度な劣化
・チョーキングや軽い劣化→外壁洗浄を行い、必要に応じて再塗装を行います。
・小さなひび割れ→コーキング剤で補修します。
*中程度の劣化
・目地やシーリングの劣化→シーリングの打ち直しを行います。
・塗膜の剥がれ→全面的な再塗装をします。
*深刻な劣化
・構造クラック→補修モルタルやエポキシ樹脂で補修します。
・外壁材の剥がれや崩れ→部分的または全体的な張替えを行います。
再発防止の対策を講じる
①防水塗料や適切なシーリングを使用して、防水性を高めます。
②定期的なメンテナンスを行います。
外壁洗浄:1~2年に1回。
再塗装:10年を目安に実地。
点検:プロに1~2年ごとに点検を依頼。
③環境管理
雨樋や排水溝の詰まりを防ぎ、湿気が溜まりやすい場所を整備します。
保険を確認する
ひび割れや損傷が台風や地震などの以前災害によるものであれば、火災保険や地震保険でカバーされることがあります。保険内容を確認して必要に応じて申請しましょう。
ポイント
外壁の劣化は放置すると、建物の寿命を縮めて、修理費用も高額になります。軽微な段階で適切な処理を行うことによって建物を長持ちさせ、費用も安く済む可能性があります。
トタン外壁って何?
トタン外壁とは、トタン(薄い銅板を亜鉛メッキ加工したもの)を使用した外壁材のことです。日本では、特に古い建物や倉庫などで広く使われてきました。トタン外壁は、その手軽さやコストの低さ、施工の容易さから、多くの建物で採用されています。
メリット
・軽量のため、建物への負担が少ないです。
・安価なため、ほかの外壁材と比較して費用が抑えられます。
・加工が容易で、切断や折り曲げがしやすく、施工性が高いのが特徴です。
・リフォームしやすく、部分的な交換や補修が可能です。
デメリット
・耐久性が低いため、錆びや腐食に弱いです。(特に塗装が劣化した場合)
・遮音性が低いため、雨音や風の音が室内に響きやすい傾向にあります。
・断熱性が低く、熱を伝えやすいため、夏は暑く冬は寒くなりやすいです。
・デザイン性があまりないため、ほかの外壁材に比べると質感や見た目が劣ります。
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