外壁塗装のピンホールには要注意!放置すると怖い影響とは?原因や対策も解説
2024.09.08 (Sun) 更新
外壁塗装は、建物を美しく保ち、雨風や紫外線から守るための重要なメンテナンスです。
しかし、丁寧に施工されたはずの外壁塗装にも、時として小さな穴、いわゆる「ピンホール」が発生することがあります。
ピンホールは、見た目にはほとんど目立たないため、気づかない人も多いかもしれません。
今回は、外壁塗装のピンホールについて、その原因や対策、そして放置した場合のリスクなどを詳しく解説していきます。
□外壁塗装のピンホールってどんなもの?
外壁塗装の「ピンホール」とは、文字通り、針で開けたような小さな穴のことです。
その大きさは、直径1〜2mm程度と、肉眼ではほとんど目立たない場合が多いのが特徴です。
ピンホールは、塗膜の表面に気泡が潰れたような形で現れ、まるで小さなクレーターのように見えます。
ピンホールは、塗膜の強度を弱めるだけでなく、外壁内部への水分の浸入経路にもなりえます。
水は、外壁内部に浸入すると、木材を腐らせたり、鉄筋を錆びさせたり、コンクリートを劣化させたりするなど、様々な悪影響を及ぼします。
また、ピンホールから侵入した水分は、カビや藻の発生原因にもなり、見た目の悪化だけでなく、健康被害をもたらす可能性もあります。
□ピンホールが発生する原因と対策
1:施工中のミス
ローラーや刷毛の圧力が強すぎたり、塗料の量が多すぎたりすると、塗膜にムラができ、ピンホールが発生しやすくなります。
特に、ローラーを使用する際は、適切な速度と圧力で均一に塗るように注意が必要です。
刷毛を使用する場合は、毛先を軽く当て、薄く均一に塗るように心がけましょう。
2:塗料の乾燥不足
気温が低かったり、湿度が高かったりすると、塗料の乾燥時間が遅くなります。
乾燥が不十分な状態で雨に濡れると、塗膜の中に水分が残ってしまい、ピンホールが発生しやすくなります。
3:塗料自体の品質
塗料の品質が低い場合、ピンホールが発生しやすくなります。
信頼できるメーカーの塗料を使用するようにしましょう。
ピンホールを防ぐためには、以下のような対策が有効です。
・経験豊富な会社に依頼する
経験豊富な会社は、施工のノウハウを豊富に持ち、ピンホールの発生を防ぐための適切な対策を施すことができます。
・適切な塗料を選ぶ
ピンホールの発生しにくい塗料を選ぶようにしましょう。
特に、外壁に使用する塗料は、耐久性や耐水性に優れているものを選びましょう。
□まとめ
外壁塗装のピンホールは、一見すると小さな穴ですが、放置すると外壁の劣化、塗膜の剥がれ、さらには雨漏りなどの深刻な問題につながる可能性があります。
ピンホールは、施工中のミス、塗料の乾燥不足、塗料自体の品質など、様々な原因によって発生します。
ピンホールを防ぐためには、経験豊富な業者に依頼し、丁寧な施工を行うことが重要です。
もし、ピンホールを発見したら、早急に業者に相談するようにしましょう。