外壁を自分で点検してみよう!注意点やコツ!
香川県中讃地区を中心に地域密着、地域一番店を目標に活動させていただいております外壁屋根塗装・雨漏り専門店 株式会社絆〝プロタイムズ丸亀店〟〝プロタイムズ坂出店〟です!
こんにちは、今日は皆様が住んでいるお家の点検方法や点検をしておくことのメリットなど紹介したいと思います。
点検方法がわからない・・
点検をするときに便利なグッズって?
など、点検を行う際の詳しい情報を詳しく紹介していきます!
1.外壁の点検を行うメリット★
外壁の点検をしっかりやっておくことには多くのメリットがあります。これらのメリットを考えた上で皆様もお住まいの点検をやってみてはいかがでしょうか?
メリット①早期発見と修繕
【ひび割れや損傷の早期発見】
小さなひび割れや損傷を早期に発見することで、大規模な修繕が必要になる前に対処できます。これによって、修繕費用や時間を大幅に削減できます。
【防水性能の維持】
シーリングの劣化や塗膜の剥がれを早期に見つけて修繕することで、防水性能を維持し、内部への水漏れやカビの発生を防ぎます。
メリット②建物の寿命延長
【外壁材の劣化防止】
定期的な点検とメンテナンスにより、外壁材の劣化を防ぎ、建物全体の寿命を延ばすことができます。
【構造体の保護】
外壁の劣化が進行すると、建物の構造体にまで影響を及ぼす可能性があります。が胃壁の点検を行うことで、構造体の保護ができます。
メリット③美観の維持
【外観の清潔さを保つ】
汚れやカビ、藻の発生を早期に発見し、清掃しておくことで建物の美観を維持できます。これには、特に商業施設や賃貸物件などにおいて、入居者や顧客の印象をよくするために重要です。
【塗膜の剥がれ防止】
塗膜の剥がれを早期に見つけて対処しておくことで、外観の美しさを長期間保つことができます。
メリット④コストの削減
【大規模修繕の回避】
定期的な点検と小規模な従前を行うことで、大規模な修繕を回避でき、結果的にコストの削減に繋がります。
【エネルギー効率の向上】
外壁の断熱性能が低下している場合、適切に修繕することで断熱性能を回復し、エネルギー効率を向上させることができます。
メリット⑤安全性の向上
【落下物の防止】
劣化した外壁材が落下する危険性を防ぐために、定期的に点検し、劣化箇所を修繕することが重要です。これによって、通行人や居住者の安全を確保できます。
【カビや藻の発生防止】
外壁にカビや藻が発生すると、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。これらを早期に発見し、除去することで、住環境の安全性を高めることができます。
メリット⑤価値の維持・向上
【不動産価値の維持】
外壁の美観と健康状態を良好に保つことによって、不動産の価値を維持または向上させることができます。売却時や賃貸事の競争力が高まります。
【保険料の削減】
定期的な点検とメンテナンスを行うことで、保険会社に対して建物が良好な状態であることを証明でき、保険料の削減につながる場合もあります。
このように点検を行っておくことにより、たくさんのメリットがあります。将来のことを見据えて、お住いの点検を実践してみてはいかがでしょうか?
2.外壁のメンテナンスや点検方法
外壁のメンテナンスは建物の美観を保ち、劣化を防ぐために重要です。少なくとも、年に一度、行えると理想的です。気候条件の落ち着いた春や秋に行いやすいといえます。点検方法を理解しておくことで、お住いの点検をスムーズに行えるようにしましょう。
*チェックポイント*
①ひび割れ:小さなひび割れでも放置すると拡大する可能性があります。早期発見や補修が重要です。
②塗膜の剥がれ:塗料が剥がれたり、膨れたりしている箇所を確認しておきましょう。
③カビや藻の発生:特に湿気の多い場所や日陰にカビや藻が発生していないかチェックします。
④シーリング(コーキング)材の状態:窓やドア周りのシーリングが劣化していないか、ひび割れしていないか確認します。
⑤サビ:金属部分や湿気の多い場所にサビが発生していないかを確認しておきましょう。
⑥汚れ:外壁の汚れや色褪せの程度を見ておきましょう。
*清掃方法*
【使用する道具】
・ソフトブラシやスポンジ
・中性洗剤
・高圧洗浄機(必要に応じて)
【手順】
①準備:ソフトブラシやスポンジを容易し、中性洗剤を水で希釈します。
②手洗い:中性洗剤を使って外壁を優しく洗います。ひび割れや剥がれがある場合、洗浄時に注意しましょう。
③高圧洗浄:高圧洗浄を使用する場合は、圧力を低めに設定し、外壁にダメージを与えないようにします。
④すすぎ:洗浄後は十分に水ですすぎます。
*小規模な修繕*
【ひび割れの修繕】
小さなひび割れにはシーリング材を使用して埋めます。より大きなひび割れにはパテを使用します。パテを詰めた後、表面を平らにします。
【塗膜の剥がれ修繕】
剥がれた部分をサンドペーパーで滑らかにし、プライマーを塗布してから、同じ塗料で再塗装します。
*シーリングの打ち替え*
①古いシーリング材を除去しましょう。カッターなどで古い劣化したシーリング材を丁寧に除去します。
②新しいシーリング材を密着させるためにプライマーを塗布しましょう。
③新しいシーリング材を均等にし、ヘラなどで表面を整えます。
④完全に乾燥できるまで待ちましょう。製品によって乾燥時間が異なるので注意書きをよく読んで適切な乾燥時間を守りましょう。
*必要に応じて防水処理を行う*
外壁の防水性が低下している場合、防水塗料を塗布することが必要です。特に雨水の影響を受けやすい部分(窓まわり・屋根との接合部分など)は重点的に防水処理を行っておきましょう。
*再塗装のタイミング*
外壁の色褪せが目立つ場合、前回の塗装から10年程度経過している場合は再塗装が必要なことがあります。
★専門業者による点検★
5年に一度、もしくは、気候の荒れる時期の前後に専門家にみてもらうことも重要です。業者に依頼するメリットはたくさんあります。
メリット1:専門知識を持つプロが詳細に点検してくれるため、見逃しがない。
メリット2:高所やアクセスの難しい場所も安全に点検してもらえる。
メリット3:必要な修繕やメンテナンスも迅速に行ってくれる
メリット4:そのまま見積もり依頼などができ、的確な予算がわかる
メリット5:その場で専門業者に疑問などを聞ける
外壁のメンテナンスや点検は、定期的に行うことで外壁の劣化を防ぎ、美観を保つことができます。自分で行う点検や清掃に加えて、専門業者による詳細な点検やメンテナンスを組み合わせることで、建物の寿命を延ばすことができます。
3.外壁を点検する際に必要な準備物は?
先ほど少し清掃する際の道具を紹介しましたが、その他にも準備しておくといいものがあるので紹介します。
①ラダーまたは足場
外壁にアクセスするためのラダーや足場が必要です。安全に作業できる高さのものを選びましょう。
②フラッシュライトやヘッドランプ
暗い場所や影のある箇所を点検するために、フラッシュライトやヘッドランプが役立ちます。
③手袋
外壁の点検や清掃を行う際に、手を保護するための手袋があったほうがいいでしょう。思わぬ怪我を防げます。
④ソフトブラシやスポンジ
汚れを取り除くためのソフトブラシやスポンジが必要です。外壁材によっては硬いブラシを使うと傷がつくこともあるので注意が必要です。
⑤中性洗剤
汚れを落とすための中性洗剤が役立ちます。塗装された外壁の場合は、塗料メーカーが推奨する洗浄剤を使用することが重要です。
⑥カメラ・スマートフォン
点検した箇所を写真に残しておきましょう。後で詳細に確認したり、専門家に相談する際に役立ちます。
⑦測定器具
特定の問題箇所の寸法を図るための測定器具が必要な場合があります。
⑧シーリング材の試料
シーリング材の状態を確認するために、試料を採取する場合があります。採取した試料は後で専門家によって分析されることがあります。
⑨メモ帳とペン
点検した内容や発見した問題点を記録しておきましょう。後で確認や対策を行う際に役立ちます。
このような準備物を準備して、安全に外壁の点検作業を行うことが重要です。
4.外壁の点検を行う際の注意点
*安全を最優先にする*
安全装置の使用を推奨しています。高所作業になる場合は、適切なラダーや足場を使用し、必要に応じて安全帯やヘルメットを着用してください。雨や風の強い日や、滑りやすい状態の場所でも作業は避けるようにしましょう。
*基本的な点検手順を把握*
【目視によるチェック】外壁全体を視覚的にチェックし、ひび割れや剥がれ、色褪せ、汚れ、カビや藻の発生などを確認します。
【触覚によるチェック】外壁を手で触り、異常な柔らかさや硬さ、凸凹がないかを確認しましょう。
*正しい道具を使用する*
先ほども少し紹介しましたが、適切な道具を選択しましょう。ソフトブラシやスポンジ、中性洗剤、フラッシュライトなど点検に必要な道具をしっかり準備して備えておきましょう。
*専門知識や技術の必要性*
自分で点検できる限界を認識しておきましょう。高所作業や専門的な知識が必要な場合、自身の能力や技術を超える場合は、専門業者に点検や修繕を依頼しましょう。
*定期点検の重要性*
定期点検やメンテナンスをきっちり行っておくことで、お住まいの被害を最小限に抑え、修繕工事をした際の費用の低減に繋がります。メンテナンスが必要な箇所を放って置くと、台風や地震などの災害があった場合、二次災害を生む恐れがあります。自信の命やお住いを守るためにも重要な作業であることがわかります。
*点検結果の記録と評価*
記録結果や発見した問題点をメモや写真で記録し、継続的に管理・評価しておきましょう。定期的な点検のデータを蓄積しておくことで、将来のメンテナンス計画に役立つことができたり、緊急に業者へ依頼した際に、専門家に確認材料として明確にお住まいの状態を伝えることができます。
*専門家へ依頼する大切さ*
発見した問題が深刻なものである可能性がある場合、建築業者や外壁専門業者に相談し、適切な対処方法を確認することが重要です。自身で対処するには、安全面も考慮して、無理のない作業を行いましょう。
5.メンテナンスが少なく済む外壁材ってあるの?
メンテナンスが少なく済む外壁材を選べば、長期間にわたって外観と機能性を維持しやすくなります。メンテナンスの頻度が少ないとされる主要な外壁と特徴を紹介しますね!
【窯業系サイディング】
耐久性が高く、一般的に10年〜20年の寿命があります。定期的なシーリング(コーキング)補修が必要ですが、塗装の必要少ないタイプもあります。耐火性も高く、多様なデザインや色があり、建物の外観に合わせやすいのが特徴です。
*光触媒サイディング・・太陽光で汚れを分解し、雨で洗い流す機能性を持ち、メンテナンスが非常に少なく済みます。
【金属系サイディング】
耐久性が高く、20年〜30年の寿命があります。錆びにくい加工が施されているため、定期的な洗浄程度で済みます。軽量なので耐震性に優れていて、シンプルでモダンなデザインが多くあります。
*ガルバリウム銅板・・アルミニウムと亜鉛の合金でコーキングされた銅板で、錆びにくく、耐久性が高いため低メンテナンスで済みます。
【樹脂系サイディング】
耐久性が高く、30年〜40年の寿命があります。汚れがつきにくく、塗装の必要がありません。紫外線や雨風にも強く、木目調などの自然な風合いのデザインが可能です。
*PVCサイディング・・ポリ塩化ビニル(PVC)製で、メンテナンスが非常に少なく済みます。
【タイル外壁】
耐久性が非常に高く、50年以上の寿命があります。汚れがつきにくく、定期的な洗浄だけで十分です。防火性も高く、高級感があり、様々なデザインや色が選べるのが特徴です。
*セラミックタイル・・焼き物の特性を活かし、耐久性が非常に高いです。
【ALS(軽量気泡コンクリート)パネル】
耐久性は非常に高く、30年〜40年の寿命があります。
定期的な塗装は必要ですが、他の補修は少ないです。防火性が高く、プレキャストで自由なデザインが可能になります。
【レンガ外壁】
耐久性が非常に高く、50年以上もの寿命を持ちます。メンテナンスも定期的な洗浄程度で済みます。断熱性が優れていて、重圧感と高級感があり、クラッシクな美しさを持っています。
★まとめ★
メンテナンスが少なく済む外壁材としては、光触媒サイディング、ガルバリウム銅板、PVCサイディング、セラミックタイル、ALCパネル、レンガ外壁などが挙げられます。これらの材料は、耐久性、耐候性、防火性などの面で優れており、長期間にわたりメンテナンスの手間を軽減してくれます。建物のデザインや使用環境に応じて、適切な外壁材の点検を行いましょう。
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