外壁塗装の基本!塗装は何年ごとにするべきか?タイミングを逃すと・・・
2024.08.26 (Mon) 更新
こんにちは、塗装をするタイミング、塗装は何年ごとにするのがベストなのかを紹介します。
外壁塗装の目安となる周期は、使用されている塗料や外壁材、建物の立地条件、気候などによって異なります。一般的な塗料ごとの外壁塗装の推奨時期を塗料の種類ごとに紹介していきたいと思います。
【アクリル系塗料】
耐用年数・・・5〜7年ほど
特徴・・・比較的安価ですが、耐久性が低く、頻繁なメンテナンスが必要です。
推奨周期・・・5〜7年ごと
適応例・・・コストを抑えたい場合に選ばれることが多い。
【ウレタン系塗料】
耐用年数・・・約7〜10年
特徴・・・柔軟性があり、外壁の細かいひび割れにも対応できるが、近年では使用頻度が減少している。
推奨頻度・・・7~10年ごと
【シリコン系塗料】
耐用年数・・・約10~15年
特徴・・・耐久性とコストパフォーマンスのバランスが良く、現在最も一般的に使用されている塗料です。
推奨周期・・・約10年~15年
適用例・・・メンテナンスコストを抑えつつ、ある程度の耐久性が必要な住宅です。
【フッ素系塗料】
耐用年数・・・約15~20年
特徴・・・耐久性が非常に高く、長期間メンテナンスが不要です。ただし、価格は高めです。
耐用年数・・・約15~20年ごと
特徴・・・無機物が主成分のため、非常に高い耐久性と対候性を持ちます。ですが、費用が非常に高くなるようです。
推奨周期・・・20~25年ごと
【断熱・遮熱塗料】
耐用年数・・・約10年~15年
特徴・・・熱を反射することで建物内部のン度上昇を抑える効果があり、特に夏場のエネルギー消費削減に貢献してくれます。
推奨周期・・・15年~15年ごと
適用例・・・長期的にメンテナンス頻度を減らしたい場合に最適です。
【無機塗料】
耐用年数・・・約20~25年
特徴・・・無機成分が主成分のため、非常に高い耐久性と耐候性を持ちます。ただし、施工費用が高くなります。
推奨周期・・・20年~25年ごと
*影響する要素*
・気候条件:海沿いや風が強い地域では、塩害や風雨によるダメージが大きいため、塗装の劣化が早く進むことがあります。この場合、耐用年数の下限に近いタイミングでの塗り替えが推奨されます。
・建物の立地:都市部では排気ガスや大気汚染の影響で汚れが付きやすく、定期的なメンテナンスが必要となる場合があります。
・メンテナンス状況:定期的に点検や小さな補修を行うことで、塗装の劣化を遅らせることが可能です。
まとめ
外壁塗装の最適な周期は、使用している塗料の種類によって異なりますが、一般的には10年~15年ごとが目安になります。ただし、環境や外壁の状況に応じて早めにメンテナンスを検討することも重要です。定期的な点検を行い、塗装の劣化が目立つ前に対応することで、建物の寿命を延ばすことができます。
外壁塗装の耐用年数がすぎてしまうと・・・なにがおこるのでしょうか?放置しておくと、起こるリスクを説明します。
外壁塗装の耐用年数が過ぎると、外壁や建物全体にさまざまな悪影響が出始める可能性があります。放置すると建物の劣化が進行し、修理コストが増大することもあるため、注意が必要です。耐用年数が過ぎた外壁塗装を放置した場合に起こりうるリスクを参考にし、今後の工事を検討してみてください。
①外壁塗装のひび割れや剥がれ
・原因:塗膜が劣化すると、柔軟性が失われて外壁材が膨張や収縮に耐えられなくなり、ひび割れが生じます。特にモルタルやコンクリートの外壁は、乾燥や湿気の影響で割れやすくなります。
・影響:ひび割れが拡大すると、外壁塗装自体が損傷しやすくなります。そして、雨水のリスクが高まります。
②雨漏りの発生
・原因:塗装の防水機能が失われると、外壁や屋根にできたひび割れや隙間から雨水が侵入し、建物内部になで影響を与えます。
・影響:雨漏りが発生すると、室内の壁や天井が水に侵食され、カビや腐食が発生するリスクが高まります。また、建物の構造材がダメージを受け、耐久性が低下します。
③カビ・コケ・藻の発生
・原因:防水性が低下した外壁には水分が浸透しやすくなり、湿気がたまりやすくなります。湿気の多い場所では、カビやコケ、藻が発生しやすくなります。
・影響:カビや藻が広がると、美観を損なうだけでなく、外壁材が劣化し、建物全体の耐久性が低下する可能性があります。健康面でもカビやアレルギーや呼吸器系の問題を引き起こす可能性があります。
④外壁材のい劣化・腐食
・原因:塗装が劣化することで、外壁材が直接雨風や紫外線にさらされ、外壁材そのものが傷みやすくなります。特に木材や鉄骨など、外壁材自体が腐食や錆の影響を受けやすくなります。
・影響:外壁材に劣化が進行すると、修繕が必要になり、塗装だけでなく、外壁の一部や全体を取り換える大規模な工事が必要になることもあります。
⑤建物の美観の低下
・原因:塗膜の劣化によって、色あせや剥がれが目立ち、外壁全体が古びた印象になります。また、汚れがつきやすくなるため、見た目の悪化が加速します。
・影響:建物の価値が低下し、特に売却や賃貸を考えている場合にはマイナスの影響があります。近隣との景観に影響を与える場合もあります。
⑥建物の断熱性能の低下
・原因:塗装が外壁材を保護している間は、断熱性もある程度維持されていますが、塗膜が劣化すると、外壁材が直接紫外線や風雨にさらされることで断熱効果が低下します。
・影響:夏場には、室内温度が上昇しやすく、冬場には熱が外に逃げやすくなるため、空調コストが増加する可能性があります。
⑦修繕コストの増加
・原因:耐用年数を過ぎてから外壁の劣化が進むと、塗装だけでは対応できず、外壁材の下地の補修や交換が必要になることがあります。
・影響:修繕の規模が大きくなると、費用も大幅に増加するため、結果的に早めに塗装を行ったほうが長期的なコストを抑えることができます。
まとめ
外壁塗装の耐用年数が過ぎると、防水や防汚染機能が低下し、雨漏りや外壁の劣化、カビやコケの発生など、建物全体に悪影響を及ぼします。これにより、修理コストが増加し、最悪の場合、建物自体の寿命が短くなることもあります。定期的な点検と早めの塗装メンテナンスを行うことで、これらの問題を未然に防ぐことが重要です。
外壁塗装の耐用年数は業者で変わってしまうことがあります。業者によって仕上がりや耐久性に差がです可能性があります。
外壁塗装の耐用年数は、基本的には使用する塗料に種類や品質、施工の技術によって決まりますが、業者によってもある程度の違いが生じる可能性があります。業者がどのように外壁塗装の耐用年数に影響を与えるか説明します。
*塗料の選定
塗料の品質や種類:業者が使用する塗料の種類や品質によって、耐用年数が変わります。たとえば、シリコン系塗料やフッ素系塗料など、長持ちする塗料を選べば耐久性が向上しますが、安価な塗料を使うと耐用年数が短くなります。業者によって推奨する塗料や取り扱い塗料が異なるため、塗料選びの段階で耐用年数に差がでることがあります。
*施工技術
塗装に技術と知識:業者の塗装技術が高ければ、塗料本来に性能を最大限に引き出すことができ、耐用年数も長くなります。塗装の厚さや下地処理がしっかり行われているかどうかも、耐久性におおきな影響を与えます。
・塗り重ね回数・・・標準的には2~3回の塗る重ねが必要ですが、手抜き業者はこれを守らない場合があります。正しい回数で適切な厚みの塗膜を形成することが重要です。
・下地処理・・・塗装の前に行う下地処理(洗浄やひび割れ補修など)の質も重要です。下地処理が不十分だと、塗膜がすぐに剥がれるなどのトラブルが起こり、耐用年数が短くなります。
*施工環境の管理
気候条件と施工管理・・・塗装作業は気候条件に大きく左右されます。特に湿度が高い日や雨の日に塗装を行うと、塗膜が絵t季節に乾燥せず、耐久性が下がる可能性があります。業者が気候に配慮しながら適切な施工管理を行うことが重要です。
【施工タイミングの選定】
良心的な業者は、天気予報を確認し、最適なタイミングで施工を行いますが、悪条件でも無理に作業を進める業者だと耐用年数に悪影響を及ぼす可能性があります。
*使用する材料の品質
下塗りや防水材の品質:使用する下塗り材やシーリング材(コーキング材)の質も、外壁塗装の耐久性に大きな影響を与えます。業者によっては、コスト削減のために質の高い材料を使用することがあり、その場合は塗装の劣化が早まります。
*保証内容
保証期間の違い:業者が提供する保証の長さも、塗装の耐用年数に影響します。信頼できる業者は長期の保証(10年~15年)を提供することが多いですが、逆に保証が短い場合は、使用される塗料や施工技術に不安がある可能性があります。長い保証期間を持つ業者は、耐久性に高い施工を行っていると考えられます。
*アフターサービス
メンテナンスサポート:業者によっては定期的なメンテナンスサービスや点検を提供していることがあります。塗装後のメンテナンスが適切に行われると、外壁に劣化が遅れ、耐用年数が伸びることがあります。アフターサービスが充実している業者は、塗装後も建物を長く保護する意識が強いと考えられます。
まとめ
外壁塗装の耐用年数は、業者の技術や施工管理、塗料の選定によって左右されるため、業者によって異なることがあります。優れた業者は、塗料の性能を最大限に引き出し、適切な施工で耐久性を高めることができますが、手抜き工事をする業者に依頼すると、耐用年数が短くなる可能性があります。信頼できる業者を選ぶ際に、参考にしてほしいポイントをいくつか紹介します。
ポイント1 塗料の選定や施工方法について詳しく説明してくれるか。
ポイント2 適切な保証期間を提供しているか。
ポイント3 下地処理や重ね塗り回数がきちんと守れているのか。
ポイント4 アフターサービスやメンテナンス体制が充実しているのか。
これらのポイントを押さえておくと、耐用年数の長い塗装を得ることができます。業者の選択には十分注意しましょう。
それでは、外壁塗装が耐用年数を超えているなと思う劣化症状や、見分け方を詳しくみていきましょう!
外壁塗装の耐用年数が過ぎた際の見分け方として、いくつかの目にみてわかるサインを確認してみましょう。
①チョーキング現象
塗料が劣化して粉状になり、手で触ると白い粉が付着する現象です。これがみられる場合は、塗膜の保護機能が失われている可能性があるため、塗装を考えたほうが良いです。
②塗膜のひび割れ
外壁に細かいヒビが入っている場合、塗膜の弾性が失われていることを示します。この状態が進行すると外壁そのものにダメージが及ぶ可能性があります。
③塗膜の剥がれ
塗装が部分的に剥がれている場合、すでに塗膜にお保護機能が失われ、外壁が直接風雨にさらされる状態です。これは早急に再塗装の必要があります。
④カビや藻の発生
塗膜が劣化すると、外壁表面に水分がたまりやすくなり、カビや藻が発生します。これも劣化のサインのひとつです。
⑤色あせ
紫外線や雨風の影響で塗装の色が薄くなったり、全体的に色あせが目立つ場合、塗膜の機能が低下している可能性があります。
⑥錆びの発生(鉄部)
外壁に金属部分がある場合、塗装が剥がれて錆びが発生していることがあります。これも塗装が劣化しているサインです。
⑦腫れや膨れ
塗膜が腫れていたり、膨れが目立つようなら、水分が塗膜内に入り込んでいる可能性があるため、早めの対処が必要です。
これらのサインがみられた場合は、外壁塗装の耐用年数が過ぎている可能性が高く、専門業者に点検を依頼して再塗装のタイミングを確認することをお勧めします。
今日は外壁塗装を行うタイミングについて説明しました。
気になる方は、丸亀店・坂出店とどちらにお問い合わせいただいても大丈夫なので、ぜひお気軽にお問合せくださいね!
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