セメント瓦の特徴とメンテナンス
2024.01.28 (Sun) 更新
香川県中讃地区を中心に地域密着、地域一番店を目標に活動させていただいております外壁屋根塗装・雨漏り専門店 株式会社絆〝プロタイムズ丸亀店〟〝プロタイムズ坂出店〟です!
今日はセメント瓦の特徴とメンテナンスについてご紹介します!
セメント瓦とは主に1970年~1980年代に多用されたセメント製の屋根瓦のことです。陶器瓦より価格が安く製造しやすかった事もあり、高度経済成長期で住宅不足だった当時は広く普及しました。
日本瓦と同じような形状も多く、見分けがつきにくいかもしれませんが、
伝統的な陶器瓦は釉薬(うわぐすり)によって表面がガラスのようにコーティングされており、ツルツルしています。お茶碗などをイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。
そのため基本的には塗装の必要はないとされているのも特徴の一つです。
(日本瓦専用のメンテナンス塗料はあります。)
一方、セメント瓦は塗装されているので、表面はザラザラしており、年月の経過とともに色褪せてきます。そして屋根材として広く普及しているスレート瓦(薄いスレート状の瓦)の主成分もセメントになります。ですので、広義の意味でカラーベストなどのスレートの屋根もセメント系の屋根となります。
簡単に言うと、屋根の厚みが1cm以下をスレート、1cm以上あればセメント瓦と判別してよいかと思います。
またあまり知られていないかもしれませんが、
陶器瓦と違って、セメント瓦は現在ではほとんど新規では生産されていないのです。
理由は、いくつかありますが、セメント瓦の性質に関係があります。
一般的にセメント瓦は陶器瓦よりも寿命が短いとされています。
それはセメントが陶器瓦に比べると吸収しやすいという特徴からです。
またセメント瓦の塗膜がはがれると、雨水を吸収しやすくなり、吸水により屋根の耐久性が低下します。セメント瓦の耐用年数は30年という人もいますが、定期的なメンテナンスをしていれば、40年~50年程度くらいは大丈夫ではないかというのが現場の感覚です。
それでは、肝心のメンテナンスについてですが、
現在ほぼ生産されていない為、部分的に葺き替えるといのは材料確保の観点から難しい状況のため、破損や崩れた箇所がある場合は強力な接着剤などで補修する事になります。この補修は雨漏りなどが発生していない場合であり、もし雨漏りしている場合は葺き替えが必要になってきます。
そこで大切になってくるのが定期的な塗装による防水メンテナンスです!
しっかり洗浄し、下地処理や補修をしてから塗装することで長く美しさと防水機能を維持していくことが可能です。
代表的な塗装時期を示すサインをいくつかご紹介しますのでぜひ一度ご自宅の屋根を見てチェックしてくださいね!
①色あせ
塗膜の防水機能が低下してきている初期のサインです。
②コケ・カビ・藻の付着
色褪せのした箇所は、水分を吸収しやすくなっており、コケ、カビ、藻などが付着しやすくなります。これらの症状は劣化診断をしていてとても多い劣化症状です。
気になる劣化症状の詳細はこちらから!
これらの症状がある場合は塗装によるメンテナンスをお勧めしております。雨漏りしてしまってからの葺き替え等は高額になってしまいます。
葺き替えに関しては、昨今の地震なども考慮して軽量の金属屋根による葺き替えが改修方法として人気があります。株式会社絆、プロタイムズ丸亀店、プロタイムズ坂出店では外壁や屋根の塗装、補修、葺き替えなど些細なことでも、専門家が現場を確認し、お客様に最適なアドバイスをさせていただきますのでお気軽にお問い合わせください!
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