塗装浮きの原因と自宅の外壁を守るための対策をご紹介！
2023.12.22 (Fri) 更新
外壁塗装は、家の顔を美しく保ち、環境から守る大切な役割を担います。
しかし、塗装したにもかかわらず、「浮き」という現象に悩まされることがあります。
そこで今回は、塗装浮きの原因と予防策、そして発生した際の適切な対処法について解説していきます。
□塗装浮きの原因と予防策
塗装の浮きは、外壁の美しさだけでなく、耐久性にも影響を与える問題です。
原因として考えられるのは以下の5点です。
1:劣化
外壁は日々、自然環境の影響を受け続けています。
特に塗膜の劣化は、紫外線や雨水の影響で避けられない現象です。
この劣化が進むと、塗膜が剥がれやすくなり、浮きの原因となります。
予防策として、耐候性の高い塗料の選択や、定期的なメンテナンスが重要です。
2:洗浄の不十分さ
外壁塗装の前に行う洗浄工程は、外壁の汚れやカビを除去し、塗料の密着を高めるために不可欠です。
洗浄が不十分だと、塗料の密着不良を招き、浮きの原因となります。
入念な洗浄で、塗膜の密着度を保つことが大切です。
3:下地処理の甘さ
下地処理は塗装工程の基盤となる作業です。
不適切な下地処理は、塗料の密着不良を引き起こし、結果的に塗装の浮きにつながります。
丁寧な下地処理を行うことで、浮きを防ぎます。
4:下塗り材の不足
下塗り材の役割は、中塗りや上塗りの塗料の密着を高めることです。
適切な量の使用が重要であり、不足すると塗料の密着が不十分になり、浮きが生じることがあります。
5:外壁材と塗料の相性
外壁材と塗料の相性も、浮きの原因となり得ます。
外壁材に合った塗料を選ぶことで、浮きのリスクを減らすことが可能です。
当社では、施工工程をお客様に発信し安心して任せてもらえる工夫をしています。
丸亀市周辺で外壁塗装にお困りの方は、ぜひご相談ください。
□自分でできる塗装浮きの補修方法
＊古い塗膜の除去
浮きの原因となる古い塗膜は、ヘラや研磨紙を使用して完全に取り除きます。
この作業が不十分だと、再度浮きが発生する可能性があります。
＊徹底した洗浄
塗膜を除去した後は、外壁を洗浄して汚れや油分を取り除きます。
この段階での徹底した洗浄が、再塗装の成功の鍵です。
＊適切な乾燥時間の確保
洗浄後は、しっかりと乾燥させてから再塗装します。
焦らずに十分な乾燥時間を取ることで、塗装の密着度を高めます。
ただし、自己補修には限界があり、完璧な仕上がりを求める場合や、大規模な浮きがある場合は専門家に依頼することをお勧めします。
また、明らかな施工不良が原因であれば、工事のやり直しを請求することも検討しましょう。
□まとめ
外壁塗装の浮きは、劣化や洗浄の不十分さ、下地処理の甘さ、下塗り材の不足、外壁材と塗料の相性、乾燥時間の不足など多様な原因があります。
これらの原因を理解し、予防策を施すことで、浮きを最小限に抑えられます。
小規模な浮きは自分で補修することも可能ですが、完璧な仕上がりを求める場合は専門家に依頼するようにしましょう。
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