外壁の防水は大丈夫?外壁塗装で防水性を高めるためのポイントをおさらい!
2023.05.27 (Sat) 更新
外壁にひびが入ったり、塗料が剥がれてきたりして、家の防水性を不安視されている方も多いことでしょう。
外壁塗装を怠ることで、建物内部への雨水の侵入を許してしまう結果にもなりかねません。
今回は、ご自身でできる家の防水チェックと防水性が気になる際におすすめの塗料も併せてご紹介します。
□外壁は防水できている?防水性をチェック
ご自宅の外壁は防水できているのでしょうか。
外壁の防水機能を目視でチェックしてみましょう。
チョーキングは、手に白い粉がつく現象です。
紫外線や雨によって、塗装の表面が劣化し、粉状になっている状態です。
そのままにしておくと、外壁が水を弾かなくなり、雨水を吸収してしまうのです。
0.3mm以上のひび割れがある場合も注意です。
このひび割れから、建物内部に雨水が侵入し、建物の強度にも影響を与える可能性があるのです。
シーリングの縮みや割れもチェックしておきましょう。
サイディングの繫ぎ目にあるシーリングは、建物の動きに追従していまs。
紫外線によってシーリング材が劣化してしまうと弾性が失われ、ひび割れが発生してしまいます。
すると、隙間から雨水が建物に侵入してしまいます。
塗装が剥がれている状態もチョーキングと同じく、雨水を吸収しやすい状態になっています。
見つけたら早急に補修しましょう。
□防水塗料を使用するポイント
防水塗料とは、弾性が高く、伸縮性に優れている塗料のことです。
そのため、防水塗料は外壁がひび割れても、ひび割れに追従するため、隙間ができづらく、水分が住宅内部に侵入するのを防いでくれます。
防水塗料を使用する際の注意点は、基準塗布量を尊守することです。
先ほども説明したように、防水塗料は伸縮性により雨水を防いでいます。
そのため、一定の厚みがなければ、塗料も伸びてくれません。
メーカーの規定に合った適切な量の塗料を塗ってもらいましょう。
また、乾燥時間も守る必要があります。
工程内2時間以上とされている場合は、同じ塗料を2回塗る際は、1回目を塗った後に2時間以上乾燥させて、2回目に塗る必要があります。
工程間2時間以上とされている場合は、下塗りの後に2時間以上乾燥させて上塗りを塗る必要があります。
乾燥時間を確認する際は塗装会社から工程表を出してもらい、確認すると良いでしょう。
□まとめ
チョーキングやひび割れは雨漏りの危険サインです。
見つけたら、早めに外壁を塗り直しましょう。
その際、防水塗料の使用をおすすめします。
防水塗料は、伸縮性によって外壁のひび割れに追従することで水の侵入を防ぐ塗料でした。
ぜひ塗料選びの際に参考にしてみてくださいね。