塗料のグレードとは?外壁塗装で知っておきたい塗料の選び方を解説!
塗料には色だけでなく、種類も多く迷いますよね。
塗料にはグレードもあり、耐用年数によって特徴や価格も変わるのです。
今回は、塗料の4つのグレードと価格や耐用年数から見た塗料の選び方を解説します。
□塗料には4つのグレードがある
1.アクリル塗料
一番耐用年数の短い塗料がアクリル塗料です。
耐用年数は5年~8年ほどで、耐用年数が重視される塗り替えにはほとんど使われません。
ただし、発色が良いというメリットがあるため、期間限定の建物によく使われます。
塗り替えを頻繁にできる方にもおすすめです。
2.ウレタン塗料
木や金属まで塗り場所を選びません。
耐用年数が7年~10年程度で、環境と立地によってそれなりの耐用年数も見込めますよ。
3.シリコン塗料
耐用年数が10年~13年程度で最も一般的な塗料です。
4.フッ素系塗料
フッ素系塗料は13年~15年超ほどの耐用年数になっています。
頻繁に塗り替えできないようなビルやマンションに利用されることが多い塗料です、
耐候性と寿命の長さが特徴でスカイツリーの塗装にも使われています。
公共施設でも採用されていることを考えれば、信頼性が高い塗料であるとおわかりいただけるでしょう。
□自宅の外壁塗装に向いている塗料の選び方
まずは、長い目で見た場合のコストパフォーマンスを重視しましょう。
耐久年数と費用は概ね比例しています。
そのため、安い塗料で塗装すれば、結果として塗り直しの回数が多くなりトータルで見た場合にかなりの費用が掛かる場合もあります。
一方で、耐用年数が長く1回分の単価が高い塗料で塗装すれば、塗り直しの回数が少なくなり、トータルで見た場合にコストパフォーマンスが良い場合もあるのです。
とはいえ、どの塗料を選べばよいのかわからないという場合は、シリコン塗料で見積もりを作ってもらうのも良いでしょう。
シリコン塗料は最もコストパフォーマンスに優れた塗料です。
そのため、シリコン塗料を基準に予算を立てていくと良いでしょう。
価格を下げたい場合は、ウレタン塗料、予算に余裕があるためにフッ素塗料にするなどして調節しましょう。
□まとめ
塗料を選ぶ際は、メンテナンスの手間と予算を考えて選ぶのも良いでしょう。
シリコン塗料を中心に予算やメンテナンスの頻度によって選ぶのです。
塗料は、安いからと言って、安易に安い塗料を使用するのではなく、長い目で見た時のコストパフォーマンスが重要です。
塗料の種類は長期計画を前提に選びましょう。
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