ラジカル塗料とは?ラジカル塗料で塗装するメリットについて
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塗装したばかりなのに汚れがついてもったいない、という経験はありませんか。
外壁塗装に使われる塗料にはさまざまな種類がありますが、中には防汚に優れたものや劣化を防ぐ効果があるものも存在します。
今回ご紹介するラジカル塗料もその1つです。
外壁の汚れにお悩みの際はぜひ参考にしてみてくださいね。
□ラジカル塗料とは
ラジカル塗料とは、塗膜の劣化原因を防ぐ塗料です。
この塗料には、塗膜の劣化原因であるラジカルの発生を抑制するための酸化チタンと光安定剤が含まれています。
そのため、ラジカル塗料は耐久性も高くコストパフォーマンスの高い塗料なのです。
そもそもラジカルとは、塗料に含まれている顔料と紫外線が当たることで発生するエネルギーです。
このエネルギーが塗料の分解を促進し、塗膜の劣化原因になっているのです。
ラジカル塗料は主な劣化症状として、チョーキングがみられます。
ラジカル塗料で塗装した際は、壁の表面に白い粉がついていることを確認したら、塗り直しを検討しましょう。
□ラジカル塗料による塗装のメリット
1. 防汚性、防カビ性に優れている。
バイオ技術によって、藻やカビが付きにくい特徴があります。
陽当たりが良くない場所や、北側の壁にもぴったりでしょう。
2. コストパフォーマンス性が高い
機能の高さが同等のフッ素塗料と比較しても、1平方メートルあたり、1000円安くなっています。
そのため、コストパフォーマンスにも優れているといえるでしょう。
3. 塗装時の光沢が持続
ラジカル塗料は、汚れにも強く、塗料の変色も防げます。
そのため、光沢も長く持ってくれますよ。
4. 素材を選ばない
どんな屋根材でも使えるのもラジカル塗料の嬉しいポイント。
金属材から木材までどの屋根材でも使えます。
5. チョーキングが起こりにくい
特に白色や淡色の顔料はチョーキングが進みやすいため、ラジカル塗料がおすすめだといえるでしょう。
ラジカル塗料はチョーキングの発生を抑えるために開発されています。
だからこそ、チョーキングが見られた際は早めの塗り直しを検討しましょう。
□まとめ
ラジカル塗料は、チョーキングが起こりにくく、劣化しにくいのが特徴でした。
また、同等のグレードのフッ素塗料と比較しても価格が安価なためコストパフォーマンスにも優れています。
さらに、どの屋根材にも使えるためおすすめの塗料のため、どんな外壁でも塗装するだけで汚れの目立ちにくい外壁にできますよ。
おすすめの塗料なので、ぜひ検討してみてくださいね。